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03月07日-03号

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  1. 松原市議会 2017-03-07
    03月07日-03号


    取得元: 松原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-29
    平成29年  3月 定例会(第1回)          平成29年松原市議会第1回定例会             議事日程(第3号)                平成29年3月7日(火)午前9時58分開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 一般質問       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~          本日の会議に付した事件1.日程第1から第2まで       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~              出席議員(16名)   1番  河本晋一君      2番  篠本雄嗣君   3番  松井育人君      4番  下原郊紀君   5番  紀田 崇君      6番  河内 徹君   8番  野口真知子君     9番  池内秀仁君   10番  中尾良作君      11番  三重松清子君   12番  福嶋光広君      13番  欠員   14番  山本真吾君      15番  若林良信君   16番  永田光治君      17番  森田夏江君   18番  羽広政勝君              欠席議員(1名)   7番  山本育宏君       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~           説明のため出席した者の職氏名  市長        澤井宏文君    副市長       川西善文君  教育長       東野光弘君    市長公室長     太田 敏君  総務部長      吉井和彦君    福祉部長      大倉修一君  健康部長      岡田啓志君    市民協働部長    大本賢二君  市民生活部長    西野太一君    理事        後藤田 浩君  理事        佐々木信嗣君   都市整備部長    村上寿夫君  上下水道部長    中野浩司君    行政委員会総合事務局長                               松岡達也君  教育総務部長    伊藤 輝君    学校教育部長    瀧澤公子君  教育監       高橋慶匡君    消防長       貝本義明君  政策法務課長    津田啓次君       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             議会事務局職員出席者  事務局長      田村滋近君    事務局次長     小峰正男君  参事        高橋 猛君    主幹        恩地裕也君  書記        大石浩子君    書記        水谷友哉君       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                                 以上       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 午前9時58分       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は16名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  事故議員の報告を申し上げます。 山本育宏議員は欠席との届け出がありましたので、御報告申し上げます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  これより本日の日程に入ります。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、2番 篠本雄嗣議員、3番 松井育人議員を議長において指名いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  日程第2 一般質問を議題といたします。 6日に引き続き、代表質問を行います。 公明党を代表として、河内議員の発言を許します。 河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~            一般質問(代表) 公明党 6番 河内徹議員発言要旨具体的内容備考欄1.セーフコミュニティ推進事業について(1) 検証と協働のまちづくりの仕組みについて (2) 平成30年に向けての再取得について 2.第5次総合計画策定について(1) 今後の目指すべき松原市の方向性について 3.学校教育について(1) 小学校英語活動DREAMについて (2) 授業として取り組むべき認知症サポーター養成講座について (3) スクールソーシャルワーカーの活動について (4) 夜間中学校の取組について 4.PR事業について(1) 観光親善大使と松原ドリームアンバサダーの今後の取組内容について 5.大塚運動広場及び周辺施設の整備について  6.粗大ごみ処理業務について(1) 1月4日からスタートした粗大ごみ電話申込みに伴う現状と課題について 7.クリエート月ヶ瀬について(1) 利用促進の取組について 8.道路整備について(1) 道路台帳のベクトル化について (2) 空洞化調査について 9.ぐるりん号について(1) 利便性向上に伴う土日祝の運行について 10.大型商業施設開設に伴う消防の体制について         ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君) (登壇) おはようございます。6番、公明党の河内徹でございます。ただいま議長のお許しを得ましたので、通告に従い、公明党会派を代表いたしまして順次質問をさせていただきます。 1、セーフコミュニティ推進事業について。 ①検証と協働のまちづくりの仕組みについての質問ですが、平成23年より認証に向けた取り組みがスタートし、平成25年11月16日に認証を受け、そこから約3年が経過いたしました。セーフコミュニティの活動報告会にも毎回参加させていただき、活動の内容も日々進化を重ねていることも認識をしております。今後もさらなる検証と協働のまちづくりの重要性について、市としてのお考えをお聞かせください。 ②平成30年に向けたセーフコミュニティ再取得について、市としてどのようにお考えなのか、具体的な内容も踏まえ、お聞かせください。 2、第5次総合計画策定について。 ①今後の目指すべき松原市の方向性についての質問ですが、平成23年3月に第4次総合計画を策定し、6年がたち、平成29年、30年で検証し、平成31年4月を目指し、第5次総合計画が策定されるとお聞きしております。第4次総合計画では、挑戦し続ける元気あふれるまちまつばらと位置づけ、健康で安全に安心して暮らし続けられることができる行政運営を中心に、平成25年11月にはセーフコミュニティの認証取得を初め、医療、介護、福祉、教育、地域活性化、安全・安心のまちづくり等、多岐にわたり推し進めてこられました。平成30年秋にはアリオが建設され、松原市にとって大きく経済効果が期待されます。市長就任1期目、2期目がホップ、ステップであるならば、3期目をジャンプの年としていただき、冬の時代から春の時代へと大きく変わりゆくことについて、市民誰もが希望しております。 第5次総合計画については、松原市の新たな目標に向かい、さらなる前進を目指した総合計画を策定しなければならないと考えられます。市としてのお考えをお聞かせください。 3、学校教育について。 ①小学校英語活動DREAMについてお聞きします。 天美南小学校2年生の授業を視察させていただき、先生も生徒も楽しく英語の授業を進めていました。勉強を楽しく覚えさせるヒントも授業の中にあり、グローバル化する時代に対応できる教育として、最も重要視する点も数多くあると実感しました。これからの教育として、本市の状況とお考えをお聞かせください。 ②授業として取り組むべき認知症サポーター養成講座についての質問ですが、先日、松原西小学校へ視察に行かせていただき、子どもが実体験できるよう、高齢者疑似体験セットを取りつけ、80歳になった人の気持ちを理解できるいい機会を子どもに与えることができた授業と実感しました。認知症のことを理解し、人の気持ちを思いやる機会に触れれば、子どもたちや協力していただいた人たちにとっても大切な時間を過ごせたことを実感できたと思います。ぜひこのことを大きく広げていく意味において、授業の一環として取り組むべきと思いますが、市としてのお考えをお聞かせください。 ③スクールソーシャルワーカーの活動についての取り組みですが、本市として抱えるべき問題、課題はたくさんあると思います。大阪府が派遣される35回での対応プラス松原市単費で予算を取り進めていく対応について、今までの現状と今後の取り組みについて詳しくお聞かせください。 ④夜間中学校の取り組みについてお聞きします。 教育機会確保法では、不登校などで義務教育を十分受けていない人への教育機会を確保するため、全ての地方自治体に対し、その他特別な時間において授業を行う学校における就学の機会の提供、その他の必要な措置を講ずるものと義務づけております。この国の流れを受け、現在の現状とこれからの方向性について、市としてのお考えをお聞かせください。 4、PR事業についてお聞きします。 ①観光親善大使のflumpoolと、松原ドリームアンバサダーのE-girls、AyaさんのPR事業に伴う今後の取り組み内容について、市としてのお考えをお聞かせください。 5、大塚運動広場及び周辺施設の整備についての質問ですが、新堂南線が完成し、交通の利便性が向上する中、周辺施設の充実を公明党として訴えてまいりました。現状を踏まえ、今後の方向性をお聞かせください。 6、粗大ごみ処理業務についてお聞きします。 ①本年1月4日からスタートした粗大ごみ電話申し込みについて、昨年9月、12月議会でも質問をさせていただきました。スタートをする前に考えられる問題・課題から、今回はスタートしてからの問題・課題の質問となります。現在の状況を踏まえ、お聞かせください。 7、クリエート月ヶ瀬について。 ①利用促進の取り組みについて、市としてのお考えをお聞かせください。 8、道路整備について。 ①道路台帳のベクトル化についてお聞きします。 本市における道路台帳のベクトル化については、さまざまな道路事情における業務の効率化が図られると認識しておりますが、現在の状況についてお聞かせください。また、空洞化調査についても、昨年12月議会でも質問させていただき、今後について検討するとお聞きしております。現時点において現状をお聞かせください。 9、ぐるりん号について。 ①利便性向上に伴う土日祝の運行についての質問ですが、ぐるりん号も今や市民の足として欠かせない存在となっております。これから進むべき高齢化の中で、その役割はますます大きくなると考えられます。まつばらテラスやはーとビューなど、土日祝に開館する施設も多くなってきている中、休みの日に対応できる運行について今後どのように進めていくのか、市としてのお考えをお聞かせください。 10、大型商業施設開設に伴う消防の体制についての質問ですが、平成30年アリオが開設するに当たり、本市において例を見ない建物が建設されます。火災などの大きな災害が発生した場合、現状の消防力で対応できるのか、市としてのお考えをお聞かせください。 壇上の質問は以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの公明党代表の河内議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、セーフコミュニティ推進事業でございますが、本市では、地域コミュニティの希薄化や社会環境の変化などにより複雑化する安心・安全に対する課題への対策として、セーフコミュニティ活動への取り組みを始めました。6つの対策委員会の活動を中心に、多くの地域の方や関係機関との連携を深めながら、安心・安全なまちづくりに取り組み、その内容や効果などの検証を積み重ね、さらに新しい取り組みへとつなげてまいりました。 その成果として、交通事故件数や犯罪認知件数の減少など、目に見える形としてあらわれてきておりますが、何よりも市民との協働によるまちづくりの仕組みが広がりつつあることが大きな成果であると考えております。平成29年度はセーフコミュニティ公認認証審査員に、再認証に向けた本市の取り組みを検証していただく事前指導を実施いたします。この事前指導をさらなる推進力にかえて、セーフコミュニティの理念である協働と検証の仕組みによる取り組みを進めることにより、平成30年の再認証の取得を確実なものとするとともに、これまで以上に安心・安全なまちづくりを推進してまいります。 次に、2点目、第5次総合計画の今後の目指すべき松原市の方向性についてでございますが、本市を取り巻く状況については、平成30年の天美B地区のまちづくりにおけるアリオのオープンや、隣接する弁天池へのホテル誘致、さらに新堂4丁目のまちづくりなど、第4次総合計画策定時と比べて大きく変化しています。 第5次総合計画では、第4次総合計画の取り組みの検証結果を反映させることはもちろんですが、現在、本市で行われているまちづくりなどによる新たなまちの展開、変化などに対応していくとともに、多くの方に松原に住んでみたい、住んでよかった、住み続けたいと思っていただけるようなまちづくりを進めていくための第5次総合計画にしてまいりたいと考えております。 3点目の学校教育についての質問につきましては、教育委員会より答弁を申し上げます。 次に、4点目、PR事業についてでございますが、flumpoolの観光親善大使に加え、平成29年2月9日には、本市出身であるE-girlsのAyaさんにドリームアンバサダーに就任していただき、松原市を広くPRしていただく環境がさらに拡大しました。今後は観光親善大使やドリームアンバサダーの魅力を通じて、彼らのさまざまな活動の機会に、さまざまな媒体を通じて、思いや思い出の詰まった松原市の魅力を積極的に発信していただけるよう、新たなPRの方法や内容について検討してまいりたいと考えております。 次に、5点目、大塚公園広場及び周辺施設の整備についてでございますが、当該施設は、市民の健康増進のためのスポーツやレクリエーション活動及び野外活動を通じて、自然を体験するために整備された施設でございます。また、新堂南線の開通に伴い、交通の利便性が向上したことにより、市民の皆様がさらに利用しやすい施設となっております。平成29年度につきましては、利用者の方にとってより安全で快適な施設となるよう、防球フェンスの増設等の改修を行ってまいります。 今後につきましても、市民ニーズを十分に把握しながら、施設の整備についてさらなる検討を進めてまいります。 次に、6点目、不燃物・粗大ごみ電話申し込みに伴う現状と課題についてでございますが、平成29年1月4日から電話等による申し込みを開始いたしましたが、事前に町会、各種団体等への説明会やパンフレットの配付、広報や町会の回覧板等により市民への周知啓発を進め、また開始後は市民の皆様の御協力により、大きな混乱もなく、無事新たな制度をスタートさせることができました。現在、受付センターにおいて、平成28年6月から可燃ごみに追加された5品目を含めた適正な分別区分の周知を行い、可燃ごみへの誘導を的確に実施しているところでございます。 今後とも受付センター等と連携を図りながら、よりよい制度運用ができるように努めてまいります。 7点目のクリエート月ヶ瀬についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に、8点目、道路台帳のベクトル化についてでございますが、道路台帳は道路法に基づき作成し、管理するものと規定されており、道路区域の確認等、道路を維持管理する上で大変重要なものとなっております。ベクトル化を行うことにより、道路データの蓄積が容易となり、質の高い道路管理や電子データによる道路情報の閲覧が可能になるなど、市民サービスの向上が図られると認識しております。また、道路データを基礎として他のデータと統合することにより、幅広い活用が見込めることから、現在、調査研究を進めているところでございます。 次に、空洞化調査についてでございますが、市民の安心・安全な通行を確保するため、日ごろよりパトロールや情報収集を行い、適切な道路の維持管理に努めているところでございます。あわせて、新たな管理方法として、路面下の空洞を発見するためのレーダー探査等についても引き続き研究してまいります。 次に、9点目、ぐるりん号についてでございますが、市民の皆様の社会参加の促進と福祉、医療の充実に寄与することを目的として運行しております。これまでも生活利便性の向上につながるよう、停留所の新設やルートの変更等による改善に努めており、このたび新たにオープンしましたまつばらテラスにも乗り入れを開始したところでございます。また、現在運行している東ルート、西ルート、南北ルートに加え、新たにルートを設定し、4台のバスによる運行を4月より開始いたします。 土日祝日における運行につきましては、現在、まつばらマルシェや選挙における期日前投票等、必要に応じて運行しているところでございますが、今後も各公共施設の利用状況等を検証し、その必要性や内容について研究してまいります。 次に、10点目、大型商業施設開設に伴う消防体制についてでございますが、天美B地区のまちづくりにおきまして、アリオのオープンが予定されているところでございます。 多数の来場者が見込まれることから、災害が発生した場合には被害の拡大が懸念され、即応する消防力が必要となってまいります。現状における本市の消防力につきましては、西分署の開設を初め、職員の大幅増員による救急隊の増隊や、新たに救助隊を専任運用するなど、消防力を強化しているところであり、大規模商業施設で発生する災害につきましても適切に対処できると考えているところでございます。 また、特殊、特異な事案につきましては、災害規模、様態に応じて、他市との連携も視野に入れ、あらゆる災害に対し迅速な対応ができる体制を構築していきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  学校教育についての御質問でございますが、まず初めに、小学校英語活動につきまして、本市では、グローバル化に対応した英語教育を推進するため、英語によるコミュニケーションの基盤を築くことを狙いとし、平成28年度から小学校1、2年生に対し、モジュール学習を行っております。平成32年度からの小学校英語の教科化も念頭に置き、大阪府教育委員会作成の英語学習DVD「DREAM」を活用し、週3回15分ずつの学習で、繰り返し英語に触れることにより、自然に英語が身につくプログラムとなっております。このような英語の物語、歌、フォニックスなどの映像や音声による学習により、英語の4技能である聞く、話す、読む、書く力の育成を図っております。 今年度実施しました1、2年生の児童は、非常に楽しく、意欲的にこの学習に取り組んでおります。日常の場面で児童から自然に英語の単語が出てくることや、その発音が非常によいことなどの効果があらわれているとの報告を学校からいただいております。 今後も繰り返し英語に触れるこのDREAM学習を積み上げていき、着実に英語によるコミュニケーション力を育成してまいります。 次に、認知症サポーター養成講座についてでございますが、学校における認知症サポーター養成講座につきましては、平成25年度より開始し、25年度は小学校1校、中学校2校、27年度は小学校2校、28年度は小学校7校、中学校2校で実施いたしました。 各学校においては、総合的な学習の時間や特別活動の時間などを活用し、高齢者福祉について学習をしております。特に小学校の中学年において、地域の老人会を学校に招き、昔遊びなどを教えていただいたり、また子どもたちが高齢者施設を訪問し交流するなどの取り組みを行っております。 このような高齢者福祉の学習の中で、認知症サポーター養成講座を有効に組み込んでいる学校が多く、28年度の養成講座では、高齢者疑似体験なども含んだ内容で実施され、児童は自分の祖父母への思いやりを持つとともに、地域の御高齢の方々に対しても、自分ができることは何かを考えるようになりました。 今後も、認知症サポーター養成講座を活用し、子どもたちの心を育む教育を充実させてまいります。 次に、スクールソーシャルワーカーの活動についてでございます。 平成27年に中央教育審議会から出された答申、チームとしての学校のあり方と今後の改善方策についての中では、校長のリーダーシップのもと、組織として教育活動に取り組む体制づくりや、心理や福祉の専門家等と学校の連携により、学校の機能を強化することの重要性が示されております。 松原市におきましては、これまで関係機関との連携によるケース会議や学校での生徒指導などにおいて、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーから助言をいただくなど、連携を深めることによって生徒指導体制の充実に努めてまいりました。 しかしながら、さらなる社会状況の変化等に伴い、生徒指導の問題が複雑化・多様化してきた中で、スクールソーシャルワーカーの役割はますます重要となることから、市独自での配置により、指導体制をさらに充実・強化し、問題行動等の早期発見、早期対応を通じて未然防止を目指してまいります。 今後とも学校が解決すべき課題に対応できる体制づくりが一層進むよう、教育委員会として専門家などの人材の派遣や配置等の支援に努めてまいります。 次に、いわゆる夜間中学の取り組みについてでございますが、夜間中学は、戦後の混乱期の中で、生活困窮などの理由から昼間に就労、または家事手伝い等を余儀なくされた学齢生徒が多くいたことから、それらの生徒に義務教育の機会を提供することを目的として設置された学級でございます。現在、全国では1都2府5県に31校の夜間中学が設置されており、約1,800人の生徒が在籍しております。大阪府内には11の夜間中学が設置されており、約900人の生徒が在籍しております。 各夜間中学におきましては、さまざまな理由により中学校を卒業していない人や、実質的に十分な教育を受けられないまま中学校を卒業した人を対象に募集しており、夜間中学からの依頼を受けて、本市においては、広報やポスター掲示等で広く市民に情報発信しております。 なお、本市からは、大阪市の天王寺中学校に3名、堺市の殿馬場中学校に2名の方が通学しておられます。 次に、クリエート月ヶ瀬の利用促進の取り組みについてでございますが、クリエート月ヶ瀬は、自然豊かな環境の中、野外活動や自然体験等の活動を通じて健全な青少年の育成を図ることを目的とした社会教育施設であります。 利用者数につきましては、平成23年度から導入いたしました指定管理者制度により、導入前と比べ約2倍と大幅に増加しており、利用者アンケートにおいても高評価を得ております。 そのような中で、さらなる市民の利用促進を図るため、市と連携し、会議等への出席や各学校園に出向いての利用案内、また、リニューアルしたホームページやリーフレットの活用などにより、施設のPRや魅力あるプログラムの提供に努めております。 今後は学校を通じての各個人への利用案内やスポーツ団体への周知など、利用者の新規開拓とリピーターの確保に努めるとともに、引き続き、効率的・効果的な施設運営を進めてまいります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  御答弁ありがとうございます。 再質問させていただきたいと思いますが、まずセーフコミュニティ推進事業についてということで、市長のほうから数々今までやってこられた実績等のお話がございました。平成25年11月に認証を受け、その2年ぐらい前から準備をしてという形で、この間、数々僕もいろいろとそういったセーフコミュニティの活動報告会とかでも参加させていただく中で、本当に日々進化していっているよなということは実感しております。 その中で、今後どういうふうな形で推し進めていくのかという点と、再認証に向けてどういうふうにやっていくのかという部分の課題になると思うんですが、1つは、今まで進めてこられた、多分6つの対策委員会の中で活動を僕も見させてはいただいているんですけれども、認証後から3年たつ中で、いえば改善されたこととか、進化されたことというのはたくさんあるのかなと思うんですけれども、そのことについて細かく教えていただいたらというふうに思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大本市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(大本賢二君)  取り組み開始からの現在への取り組みの進化ということでございますが、セーフコミュニティの活動におきましては、6つの対策委員会を中心にデータを分析しながら取り組みを検証して、その課題を洗い出して取り組みを進めてまいりました。その対策の効果を検証し、新しい課題が見つかればまたその対策を考えるというふうに、常に検証を重ねてきた結果、現在に至っております。 具体的に申し上げますと、例えば交通安全対策におきましては、当初は子どもや高齢者の自転車乗用中の事故が多いことから、交通安全マップを作成し、それから交通安全教室等の開催によりルール、マナーの周知を行い、それからことしですけれども、今年度ですけれども、高齢者のヘルメットの普及に努めております。こういった形で段階的に変わってきております。 またもう一つ具体的な例を挙げるとしますと、高齢者の対策委員会では、まず高齢者の転倒によるけがが多い、こういうことから、転倒予防に取り組みを始めました。屋内環境の向上等に取り組んだ結果、さらに身体機能の低下の予防として元希者エクササイズ、これも23年から以後に新たに始めた取り組みでございます。今年度におきましては、もしもキットやもしもカード、こういったものの作成も至っております。 こういうふうに、各対策委員会におきまして、さまざまな取り組みの内容から検証を重ねて進化しているというところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  今、具体的なセーフコミュニティを進めていくに当たっての流れというか聞かせていただいて、その検証した内容に伴って、基本的には高齢者対策に対することもいっぱい言っていただいたのかなと思うんですよ。当然、ヘルメットの整備もしたりとか、高齢者対策としてエクササイズを取り入れたりとか、要は始まる前にはなかなかそこまでなかったけれども、基本的は始めていく中でそういう方向に進化しながらだったのかなと思いますね。 現実、今後3年たって4年目、平成30年に認証を受けていくという部分について、これは進み続けていくその中で、基本的にはそういうふうな変革がある以上、ずっと動き続けていかないといけない。その流れの中で、いえば平成30年の検証を目指していくんだというふうに受け捉えていくべきなのかなと思うんですけれども、当然これからのもっともっと今の現状が全て100%ではないと思うんですけれども、その辺の部分について、方向性や今後再認証に向けての意気込みというか、その辺のところちょっとまとめて教えてもらえたらと思うんですけれども、いいですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大本市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(大本賢二君)  再認証に向けての意気込みということでございますけれども、先ほど答弁させていただきましたように、各対策委員会におきまして検証を重ねた結果の取り組み、これも各対策委員会でさまざまな委員さんから御意見を出されて、それを取り組むべきかどうかを対策委員会で検証していただいて、それで取り組む。それによって成果が出たらまたそれを引き続き行っていく。これからは30年に向けてということであれば、やっぱりそういった事業を継続していくということが大事になってくるかなと思います。 取り組みを進化させていくということも含めまして、今までのセーフコミュニティ活動を継続して行っていく、それと1つ課題があるとすれば、その次につながっていく人材の育成というところになってくるかとは思いますけれども、そういったことも含めまして、30年の認証に向けては、今ISSとかの取り組みもやっておりますので、そういった人材育成もいろいろ引き続き行いながら、30年の再認証を目指していきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  今まで進めてこられたことについて、さまざまな対策本部が進めていくに当たって、今はいい方向でいけているし、その流れの中でこのまま再認証に向けて取り組んでいくのかなというふうには感じているんですが、今部長のほうからも答弁あったように、やはりこれからの人材の確保という部分について、やっぱり市としてもちょっと課題なのかなという答弁だったのかなと思います。 この辺の部分についても、現実この新しい人材を育成していくということについての取り組みとして、そこにセーフスクールもつながっていくのかなというのはあるんですけれども、基本的にセーフスクールとなると、結構、今、中学校の子なので、当然我々の年代に近づくにはまだまだ間があるのかなというふうには思っているんですけれども、基本的に、今、対策委員会、その責任者やっている方たちが進めていくに当たって、高齢化していっているという部分と、その後をつないでいくという部分と、セーフスクールの人たちが市民の協働に参加していくまでの間の取り組みとして、どのような人材を確保し、育成しようとしているのかという部分についてのお考えというのがあれば教えてほしいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大本市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(大本賢二君)  先ほど申しましたセーフスクールの取り組みを通しまして、今、子どもたちが主体的に取り組んでおりますので、そういったところで自分自身や周りの人の安全について考えていくというところで、将来の担い手の育成につながるかなというのが、まず1点ございます。子どもたちが取り組むということは、その保護者の方たちにもそういった取り組みの理念とか、そういったものが浸透していくんではないかというところで、そういった保護者の方に対してもこれからセーフコミュニティ活動に参画していただけるような期待も持てるのではないかと考えております。 市としましては、今、若い世代に向けたというところもありますので、中学校フェスタでありますとか、各地域で行っておるような活動、イベント等に市の職員も積極的に参加して、そこでPR活動を行ったり、地域の人とのつながりを大切にして、そこでコミュニケーションを図っていく、そういったところも今後のそういったセーフコミュニティの継続、人材育成につながっていくのかと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  今の話の中でのポイントは3点あって、まずセーフスクールを中心としながら、今の小学校や中学校の子たちにしっかりこのセーフコミュニティの協働のまちづくりのことについて学び、その子たちが親に語り、町会やいろんなところに参加をしていただくことをまず考えているよね。それと、実質その保護者がどこまで協力してくれるかという部分においては、なかなか難しい問題はあるにしても、でもそういって話すことによって地域の方とどう保護者がかかわっていくかというきっかけにはなると思うし、きのうの答弁の中でも、セーフコミュニティの認知度というのは約70%あって、いいなと思っている方はおったとしても、参加しようと思っている方の人数をそこからどうふやしていくかというのが課題かなと思っています。 それと、市の職員もそこにかかわってという先ほど答弁ありましたけれども、逆に実質市の職員も、当然市民の方も多いと思うし、そういったことを踏まえた中で、何とか継続していく中でより一層重厚にしていくことを望んでいるのかなというふうに思うんですけれども、じゃそのことについて全て埋められるか、埋められないかという部分については、難しい課題はあると思いますけれども、今言われた具体的な保護者や市の職員に対して、何とか次の担い手をつくっていく意味においての手だてというのが、もし具体的な方向性とか今までもっとこういうふうに取り組んでいいなという部分があったら教えてもらえますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大本市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(大本賢二君)  ちょっとその前に、周知度の話なんですけれども、きのうちょっと70%と申し上げたのは、取り組みに対する満足度というところの調査でしたので、ちょっとそのあたりだけ御説明させていただきます。 今申し上げました人材育成のところになってくるんですけれども、市の職員といいますか、市としまして、そういった中学校フェスタであるとか、例えば自転車盗難防止のキャンペーン、もしくは交通安全のキャンペーン、こんなところにも阪南大学生の方が一緒に参加していただいたり、市の職員も一緒に参加しながらキャンペーンを行う。またそういったつながりから、阪南大学生が天美北のほうでは、子どもの見守りにボランティアとして参加していただいている、そういったところの効果にも出てきているのかなと感じております。 河内議員が先ほどおっしゃいました、今ちょっと高齢化しているというところと、ISSでいいますと、ちょっとまだ世代的には若いんじゃないか、その間の今これから再認証に向けていくのに必要な人材の育成についてということであるとも思いますけれども、そのあたりは、実際のところは取り組みをやっている中でかなり大きな課題とは考えております。ただ、徐々にではありますが、そういったところでそういった活動に参加するとか、大学生とか高校生のほうに活動の中で参加していただくようなこちらからのアプローチをしたりとか、そういったことによりまして、若い世代の参加というのが徐々にですが広がってきていることは確かだと感じております。そういった方がこれからもそのような活動を継続していっていただくような形で、市の職員もかかわっていきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  人材を育成していくという意味においての、なかなか答えというのは見つかりにくいと思うけれども、今のそのお考えや、じゃ全然手を打てていないのかという部分については、今、手を打とうとしているし、そのことに対して少しずつ成果も出てきつつあるのかな。 そういったことも踏まえて、当然我々としても応援をしていかないといけないし、我々自身も地域としっかりかかわっていく中で、このセーフコミュニティの再取得に向けて、これが継続して協働と検証のまちづくりを全面的に打ち出すその一つの流れとして頑張っていかなあかん取り組みの1点なのかなということを確認させていただけたのかなと思いますので、引き続きよろしくお願いできたらなと、このように思います。 続いて、第5次総合計画策定についてということで、基本的に第4次総合計画が策定された中で、29年、30年で検証して、31年にというお話がありました。現実、町並みは大きく変わっていますし、31年に策定する中においては、各堺港大堀や大和川線やアリオもオープンされていたりとか、新堂南もいよいよこれからかなみたいな、大きく変わると思うし、高齢化社会も少しだけ前に進むのかなみたいなところの中で、今後どういう形で飛躍させていけるような部分を目標とされるのか。細かく聞いたら時間が非常にないんですけれども、目標とすべき方向性をもう少し詳しく教えていただけたらと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  太田市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(太田敏君)  今後の方向性なんですが、策定につきましては29年から実際始まっていきますので、まだ細かいところはなかなか、今、御答弁難しいんですけれども、今、全国的に人口減少がうたわれておりますので、いかに持続可能なまちにしていくかというところがまず大きな、重要な点かなというふうに思います。 今、議員もおっしゃいましたアリオでありますとか、新堂4丁目とか、またいろいろ道路の建設で町並みも大きく変わっております。また我々市としましても、ホテル誘致でありますとか、そういうような大きな事業、一定まちが変わるような事業のほうにも、今、目を向けているところでもございます。 そんな中でも、やはり今雇用というところが大事かなと思っております。企業立地促進制度による企業誘致、この制度の推進をする中で、雇用やまた税収の確保、これは非常に大事かなと。これは今取り組んでおりますし、引き続きこれからもこの辺は取り組んでいく必要があるのかなというふうに思います。 そんな中で、先ほど申し上げたまちの大きな変化が今後も十分予想される中で、高齢者の方、もちろん若い方もそうですが、やっぱり一定松原市に住みたい、住んでよかった、住み続けたいというようなまちを目指して、そういう取り組みの指針となるような総合計画を目指していきたいなというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  今、答弁いただいて、実質聞いていて、いろんなことを考えながらやろうとしているなと。当然29年、30年で検証してやっていくわけですから、今の現時点ではなかなか思いは言えるけれども、そのことについての裏づけの話なんて全くできないというのはわかります。でも、実質この松原市がまさしく第5次総合計画から大きく発展していく可能性にしていきたいし、第4次を継承していく中で、やっぱりいつもこの松原市、結構弱税収やみたいなとか話がある中で、大きくまち開きをすることによって、そこから拡大できていける方向性になるのかなと考えると、今、室長言われたように、数々の項目あるけれども、その辺の部分についてしっかり細かく分析もしながら、どういう目指すべきまちの方向性なのか、当然国の流れや世の中の流れもあるかもしれないけれども、そういうことも踏まえた中で大きく発展していく意味においてやっていっていただけたらなと思いますので、この辺の部分については、どうしても市長に聞きたいんですけれども、第4次総合計画から第5次総合計画についてスタートしていくという意味において、僕は物すごく大きな意味があると思います。そのことについて、今現実この第4次から第5次に移り変わることについて、市長としてこういうまちにしていきたいという部分についてとかいっぱいあると思うんですけれども、僕は何であえて聞くかというと、物すごい第4次から第5次の移り変わりというのは、松原市がどういう方向性に行くのかという大きなかじを取っていく意味において大切なことやと思うんで、その辺の認識とまた市長としてどの辺のところを目指すのかという思いがあれば、ちょっと語っていただきたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  まずこの第4次の私なりの総括、簡単に申し上げますと、私が就任した折には第3次総合計画が継続中でありました。これ2年前倒しにしました。と申しますのも、余りにも時代とかけ離れていた総合計画だったわけでありまして、チェックする側にいた人間でありますけれども、そこをすぐに方向修正をさせていただいた。その上で、課題はまずは人口減少でありました。確か3次総合計画の中では13万5千を超えるような数が挙げられたと思いますが、当時もう既に13万どころか、12万5千を切る、あるいは私が就任したときにはもう12万を切るというような統計も出ておりましたけれども、何とかこの8年間、職員力を合わせて、歯を食いしばって頑張った結果、これ大阪府下の南が軒並み人口もう12万切っていっている中で、松原市は12万をキープすることができた。これ一つ私は大きな総計であったり、この松原市の目指す方向がこの8年間間違ってなかったな、職員しっかり頑張ってくれたなと、このように思っております。 そういった中でいろいろな課題ありました。第4次総合計画策定のときには、松原市にはさまざまな課題、それも大きな課題がたくさんありましたけれども、こういった改善に向けた取り組みと、さらにまちを発展させていこうよというような第4次総合計画であったと思います。この第5次総合計画は、まさに河内議員、今、質問していただいているように、私は松原市をさらに発展させていく大きな機会になっていくと、チャンスになると、このように思っております。 そういった中で、第4次総合計画でもこの沿道のまちづくりとか、地の利を生かしたというところもうたっておりましたけれども、それ以上に大きな今成果が生まれるようなまちづくりも今後なされていこうとしております。こういったものを起爆剤としながら、今部長が答えましたように、松原市に人を呼び込むような、あるいは観光等々を通じて松原市を訪れていただくような、そういった仕掛けをしていく第5次総合計画にしていきたいなと思います。その上で新たな財源の確保をして、その財源をさらに今後市民に住んでいただけるように、松原市を選んでいただけるような選択と集中の予算、まちづくりをしていきたいなと、このように思っております。しっかりこの第5次総合計画もいろいろと知恵を出して、議会からも提案をいただいて策定していきたいなと、このように思っております。よろしくお願いいたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  まさしく物すごく大事やと。このことに対してしっかりと第5次でどう発展させていくのかというような数々の内容もおっしゃっていただきましたので、しっかりと第5次総合計画を、松原市がそこからまた新たな発展をしていけたというような方向に持っていっていただけたらと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 続いて、学校教育DREAMについて再質問をさせていただくわけですが、DREAM、天美南小学校、見に行ってきました。実質、教育長の答弁でもいろいろありましたけれども、はっきり言って、感想はいいよねと言う感じですよね。現実取り組みも、学校の先生が本当に子どもたちと、もう子どもたちに教えることが何か楽しいみたいな、授業も楽しかったし、見ている我々側も楽しかった。基本的にあの中にはもういろんな、学校の先生本当にやらないといけないことがたくさんある中においてでも、やっぱり子どもたちがああいう形で学んでいる姿を、またそこで成長をする姿を見ることについて、子どもたちとしては非常に子どもも先生もいい取り組みができているのかなというふうに僕は感じました。 これはあくまでも僕が思っている感想でありますけれども、このDREAMの取り組みについて、学校教育部としてどういう形を推し進めていくべきなのかとか、また今まで工夫してきてやってきたこととか、当然御苦労もあったと思いますけれども、その辺のこともあわせて一度お聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  瀧澤学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(瀧澤公子君)  英語学習のDREAMについてということでございますが、今年度よりDVD「DREAM」を活用いたしました低学年からの小学校の英語活動を市内の全小学校で実施をしております。 教材につきましては、1年生から6年生までの学習レベルを想定して、グレード1から6までございます。具体的には、今年度は、見ていただいたのは低学年の授業ですが、1、2年生でグレード1を学習した様子を見ていただきました。その児童は、来年度は2年、3年に進級しまして、グレード2に進みます。さらに会話ですとか、いろんなレベルアップした内容を学んでいく形になります。そして、29年度の1年生がまたグレード1、新入生が入ってきて新たにグレード1を学ぶ。30年度が1年生がグレード1、2年生がグレード2、ツーですね。3、4年生がグレード3というふうに進めていきまして、年次進行を行いまして、最後グレード6の段階まで進んでいくような形になります。 ですから、積み上げていきまして、教科化となる32年度には、全部の学年がこのDREAMを学習すると、そういったような状況に持っていきたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  今の分については、こういうふうに取り組んでいくよみたいな内容の御説明だったのかなと思います。 現実、僕感じたのは、我々の年代は、英語というのは中学校から教科書の中で学んで、基本的には覚えないといけないから覚えようよみたいなスタンスの学習の仕方かな。でもこの間行ったら、もう自然の中で学べていけるという、そういった教育というのがあったと思うんですけれども、1つ思ったのは、生徒も喜んでいたし、先生も喜んでいた。言い方悪いけれども、要因について、なぜあの空気があの教育現場の中であったのかな、あの学校であの空気がなぜ出たのかな。その辺の部分について、部長としてはどういうふうに思われているのか。逆にどういうことをしたらああいう方向になったのかという部分ついての意見をお聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  瀧澤学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(瀧澤公子君)  天美南小学校、見学していただきました授業につきましては、1つの学級でということでしたけれども、他の学級につきましても非常に意欲的に学んでいる様子を私たちも見学させていただくことができました。それは一つのDREAMということを学校の中で年度初めにしっかりと位置づけまして、教職員集団の中でどんな形で進めていくかというのをしっかりと計画をつくっていただいて、そして事前にDREAMを全部教職員集団で見て、分析をして、1、2年生ではこういう形で15分間を活用しようとか、この時間でやろうというプログラムを組んだというところで、みんなの気持ちが一つになって実践を行っているということが大きな要因になっているんではないかなというふうに認識しております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  今、先生が子どもにしっかりとこのDREAMを、教材で子どもたちに教えるそのさまざまな方向性を先生たちが組んで考えて、そのことに対していい方向にいけたんだよなと。1つはうれしい言葉で団結があってという、1つになってと、これ大事なことかなと思います。 僕らも思ったのは、あそこへ行ったときに、一体感の空気を感じることによって、我々も楽しかったし、僕もその中で、英語教育DREAMがそういう方向にもしできるんやったら、壇上での答弁もありましたけれども、要は一般の普通の授業もああいう空気でできないのかなと思ったというのが1つ、現実教える方法ややり方は違うにしても、松原市はきのうの答弁でもあったように、タブレットがある、電子黒板がある、そうするとまたああいったものをうまく使いながら、何かこのDREAMで成功した例を、普通の一般的な教育現場におけるような取り組みができたらいいんじゃないかなというふうに思ったんです。そんな甘くないのはわかっているんですけれども、何かあの中にヒントあると思うんですけれども、でも先生が子どもに対してものを教えたり、みんなでこの子どもたちにこの勉強を教えることによって成長してほしいよなとか思うことについては、思いは一緒やと思うんですよね。ただ、教科が違うだけ。その辺は学校の先生の腕の見せどころだと思うんですけれども、その辺の部分についてどう思われていますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  瀧澤学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(瀧澤公子君)  他の教科、学習に生かしていけないかということでございますが、DREAM学習は本当に児童みずからが楽しく学習を進めているというのが一つの大きな特徴でありますけれども、他の教科でもさまざまな場面でICT機器を活用するなど、児童の興味、関心を高めるようなことがやはり必要であるというふうに感じております。 また一方で、教師が一方的に教え込むといったような授業スタイルではなくて、やはり児童がみずから主体的に意欲的な意見を言ったり、友達や先生と一緒に話したり、そういう対話をしながらの授業というのがやっぱり大切になってくるかなというふうに思います。そういったこともやっぱりDREAM学習の一つの大きな特徴になっているのかなというふうに思っております。先生と児童、そして児童同士が対話しながら学習を進めるということにつきましては、他の教科においてもやはり進めていく大きな一つのポイントであるかなというふうに考えております。 先般、新しい学習指導要領のほうでも、主体的で対話的な学びということが一つのキーワードになっております。こういったどの教科においても、こういったしっかりとした視点を持って取り組んでまいりたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  よろしくお願いしたいなと、このように思います。 あの中に何か松原市が目指すべき教育改革があったらいいのになと思って見ていましたし、今、当然部長なりに今の現状を踏まえた中で、そのことをやることによって人間力を上げていったりとか、現実子どもの勉強が進むこととかいろいろあると思います。学力向上につながっていくこともあると思うし、そういったさまざまなことを通じながら、学校全体が先生と子どもがもう一体になって、当然教育も一体になって未来の子どもが今後やっぱりこの松原市を守り、支えていただける人材の育成としてしっかりとまた取り組んでいただけたらと思いますんで、よろしくお願いしたいと思います。 続いて、授業として取り組むべき認知症サポーター養成講座ということで、これも先ほども松原西小学校に見に行かせていただいて、これも実質すごいい取り組みだよなと思ったんです。現実、壇上でもお話をさせていただきましたけれども、子どもが80歳の気持ちになるように疑似体験セットをつけて、実は買い物に行く想定で、買い物の行く側の人と、それと受ける側の人も子どもがやっておりました。現実その中で腰が真っすぐにならないし、眼鏡かけたら目がグリーンですし、実際そういった子どもたちがその道具をつけて買い物に来て、買い物に来た人が当然袋にお茶とかを入れてあげるわけなんですけれども、そんな中で、普通やったら、物買ったらありがとうございましたと言うんですけれども、気をつけて帰ってくださいというふうなお話されていました。現実ありがとうなんやけれども、その人のことを思いやる気持ちというか、気をつけてと思った。 子どもというのは、もともとそういう能力というのを持っているというふうにお聞きしました。でもそういった一つ一つの場面に触れる中でしかなかなか出てこないことなのかなと思うんです。現実そういった形の中で授業に取り組むべきというようなお話をさせていただいてはおりますが、現実ああいったことを子どもに体験させるということに対しては、物すごくいいことやと、このようには思っています。当然この後にスクールソーシャルワーカーの質問もするわけですけれども、やっぱり人のことを思いやれる子なんていうのは、いじめしようかともなかなか思われへんし、でもそういったたくさんの体験させてあげてつくっていくことに応じて、協働のまちづくりに参加しようという子も多くなっていきますよね。いじめない、いじめるよりいじめないほうがいい、そういった子どもをつくっていったりとか、人の気持ちをわかってあげられる機会というのをもっともっとつくっていくべきやと、僕はそういうふうに感じました。 この取り組みについて充実させていただきたいと思いますし、授業に取り組んではいっていただいていると思いますけれども、この辺の部分について教育部としてどのように思われているかというのをお聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  瀧澤学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(瀧澤公子君)  認知症サポーター養成講座ですけれども、こちらにつきましては、見学していただいた学校以外にも多くの小学校で展開していただいているんですが、やはり疑似体験など、そういった体験活動を通じて子どもたちがみずから高齢者の立場に立った、相手の立場に立った気持ちというのを育んでいく、やはり豊かな心を育んでいく一つの大きな時間というふうになっております。 このような形で、高齢者福祉の学習を中学年を中心に、小学校で、そしてまた中学校でこれを継続して職場体験学習等で引き継いでやっていっております。こういった学習を積み重ねていくことで、教育振興基本計画のほうにも挙げさせていただいております本当に豊かな心を育むということを目指してまいりたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  答弁いただきましたんで、そうかなと僕も思っています。現実ここに、いうたらきらり活動員という方がおられて応援をしていたわけですけれども、現実自分のお孫さんより下みたいな空気の中で、現実いろんな触れ合いがありました。壇上でも言わせてもらいましたけれども、あの中にあったさまざまな学んだり体験したりする部分というのは、なかなかお金では買えないというか、本当にいいことを学校としても、またきらり活動員の方にとっても、子どもたちを見守っていくとか、そういったいろんな相乗効果もあったような気もしたので、今、部長答弁いただきましたように、またこの辺のことをしっかりと充実をさせていく方向でという意見をいただけたのかなと、このように思いますんで、よろしくお願いしたいと、このように思います。 続いて、学校教育について、スクールソーシャルワーカーの活動についてということで、先ほど教育長のほうからも答弁ございましたけれども、ひとつ今回の取り組みについては、大阪府が派遣を実は35回しているんですよね。その中で市単費として35回をやるんだというふうな形だと思います。そういうふうに踏み切った現状を端的に教えてもらえたらと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  瀧澤学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(瀧澤公子君)  市単費のスクールソーシャルワーカーについての次年度、そういう形に踏み切った現状ということでございますけれども、さまざまな問題行動等があったときに、その背景となるもの、非常に複雑化しておりますし、また緊急性を要するものでありましたり、深刻な事態というのも実際にございます。そういったものに対しまして、府で派遣していただいていますスクールソーシャルワーカーを活用させていただいたところなんですけれども、やはりまだまだ学校22校ございますけれども、そういったいろんな事態に対する対応という意味では、まだ少し回数としてふやす必要があるのではないかというふうに判断をいたしまして、今年度こういう形で、市単費という形で要求をさせていただいているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  当然、今、複雑多様化するこういったさまざまな問題、課題の中で、大阪府の35回の派遣の中ではなかなか、言い方はあれかもしれん、数足りんみたいな形になってきているということじゃないですか。現実、本来の姿であるのであれば、そこに至るまでに学校の先生がどれだけかかわってということも当然やられていると思います。 でも、現実そこまで頑張ってやっていたけれども、何とか市としてはもっともっと救っていかないといけない方たちの数がだんだんふえてきているという部分について、何とか手を打っていくんだというようなお話だったのかなと、このように思うんですけれども、実際、いたし方ない部分があると思うし、そういった子どもやそういった家庭に対して松原市がやっぱり予算をとってやるわけですから、実質このことについてそういった松原市の子どもたちやそういった家族を少しでもスクールソーシャルワーカーの人たちを派遣することによって、心の問題や、心理的な問題はカウンセラーかもしれないけれども、総合的な複雑多様化する問題に対して真正面から市としては取り組んでいくんだと、こういうような形だったのかなと、このように思いますのでお願いしたいことと、府の派遣する35回と、当然、今スクールソーシャルワーカーの数というものがいうほど多くなくて、どこでも結構引っ張りだこみたいな状況になっていると思うんですよ。 掛ける2ということは、市としても35回呼ぶということは、同じ人が来るのかなというふうには思っちゃうんですけれども、現実、その辺の分については、市としてはどういうふうに、継続して来ていただけることなのか、市としてはこういう角度で呼ぶのか、その辺のさまざまな派遣の仕方というのはあると思うんですけれども、その辺についてはどうですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  瀧澤学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(瀧澤公子君)  スクールソーシャルワーカーに松原市としてどんな形での活用を今後考えておるかということの御質問かというふうに思いますが、福祉の専門家または教育委員会が認定した方に担っていただきたいということで考えておりまして、ただ、現実的にスクールソーシャルワーカーの数もそんなに多くなくて、不足しているという現状もございます。また、ケース内容についても非常に多様化しているということを踏まえまして、個々の相談内容に応じまして、専門的な知識を有する福祉の関係者、また現場で相談活動を経験した実績のある教育関係者の中から、ケースに応じた形で適切な人選をしていく予定にしております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  ということは、大阪府の内容とはちょっと違うけれども、松原市がやろうとしていることは、ケース、ケースに応じて、そのケースの専門を当てたという形になるのかなと、このように思うんですよ。ということは、問題、課題が起きた分についての言うたら教育現場やったら教育現場の方が行けばいいのかなと思うんですけれども、そこに伴うスクールソーシャルワーカーという定義をきっちりとした方が、従来であれば来ていただくという形になるんですけれども、今の話であれば、そうでない方も専門医であればいいというふうなことになるのかなと思うんですけれども、その辺の分についてはどうなんですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  瀧澤学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(瀧澤公子君)  文部科学省の実施要項によりますと、スクールソーシャルワーカーは、社会福祉士また精神保健福祉士の資格を有する者から実施主体者--教育委員会です--そこが選考し、スクールソーシャルワーカーとして認めた者というふうにしております。ただし、地域や学校の実態に応じましては、福祉または教育の分野におきまして専門的な知識、技術を有する者、または活動経験の実績がある者であって、実施主体者が認めた者も可であるということになってございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  ということは、基本的にはちゃんとした専門の方がケースに応じてきっちりとさせてもらうから、余り心配せんでいいよみたいな形で受け取られたらいいのかなと思います。現実、どういった方が行こうが、逆に個々の悩みの例とか複雑多様化する内容というのは、なかなかやっぱりわかりにくい部分もあるだろうし、どの方が適切かということを判断している間に、1回私行っておこうかという部分もあるかもしれないし、多分いろんなケースがあると思います。 でも、1つこの事業をやるに当たっては、一人一人の問題、課題としっかりまず向き合ってあげるということが先決かなと、このように思いますんで、その辺の部分を大切にしながら、適材適所といったらあれかもしれませんけれども、そういう方向で今後、せっかく予算上げてスタートしていくわけでございますから、しっかりとみんなに行きわたっていけるような方向でお願いできたらなと、このように思いますんで、よろしくお願いしたいと思います。 続いて、夜間中学の取り組みについてということでありますけれども、現実、国の流れからいえば、ああいう形をおっしゃっているんですけれども、実質、松原市においても義務教育を修了できなかった人を対象にして、さまざまな学びの場があるとお聞きしていますが、ちょっと教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  瀧澤学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(瀧澤公子君)  学び直しの場ということでございますけれども、本市では義務教育を修了することができなかった人などに対しまして、人権交流センターにおいて識字学校を実施しております。毎週火曜日の午後7時から実施をしまして、現在20名の方が読み書き、計算の取得を初め、それぞれの課題に応じた学習に取り組んでおられます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  基本的に今、識字学校で夜間中学のかわりまではいかないかもしれないけれども、ほぼかわりまでできて、そういった取り組みをしているのかなと思います。今回の国の流れからいうと、不登校児童までこういった夜間中学に加えてやっていけたらというようなお話があるんですけれども、それの分についてはどうですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  瀧澤学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(瀧澤公子君)  不登校の子どものことでございますけれども、松原市の教育支援センター、チャレンジルームにおきまして、こちらは人権交流センターの2階に設置されておるわけでございますけれども、現在12名の子どもがそこに通っております。学校復帰を目指しまして、学習活動、また集団活動などに取り組んでおります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  チャレンジルームなども使いながら、そういう形でやっているよというような部分だと思います。現実、夜間中学校の国の流れからいって、先ほどもちょっと檀上でお話しさせてもらいましたけれども、いえば国の流れからいって、そういう夜間中学校を取り組むに当たって、それ以外の取り組みとして、松原市はいち早く識字学校やチャレンジルームでそういうような形でやっているよという部分の僕は認識をしておきたいと思うんですけれども、現実、国からの予算は結構ちゃんとしっかりいただく中にあって、今、松原市がこうやってやられている事業をそっちに移管できるかできないかというのはわからないけれども、今後せっかく国の制度ですので、うまいこと絡んでいくことができたらなというふうにはちょっと感じています。その辺の部分についてはまた検討しながら、松原市としてどうあるべきかとか、その辺のことも考えていただけたらなと思いますので、よろしくお願いしたいと、このように思います。 続いて、PR事業についての再質問をさせていただくんですが、観光親善大使のflumpoolさんとドリーム・アンバサダーのAyaさんが基本的に今回なっていただいた中で、市長のほうからも答弁がございましたとおりなんですが、現実、具体的なPRとして今後どのように考えているのかということをお聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  太田市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(太田敏君)  今、flumpoolのメンバーさんとAyaさんのほうに大使並びにアンバサダーのほうに就任していただいております。どのような形でというところですが、やはり市主催のイベントでありますとか、そのようなときにお招きというか、参加といいますか、来ていただいた中で、ひとつ盛り上げていただくようなやり方がこの間やっている内容でございます。もちろんそのような内容も引き続き考えていきたいと思いますし、世代的に若い方でいらっしゃいますので、何かSNS等で発信していただけるような方向でありますとか、また逆に我々の主催のイベントとはちょっと違う中で、向こうさんが何か催しといいますか、教室といいますか、何かそのようなことも開いていただけるような機会も、我々、今現実問題、向こうさんのほうにいろいろ提案もさせていただいているところでございます。なかなかそんな簡単にすぐうまく実現というわけにもいきませんけれども、広くいろんな形を考えていきたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  PRといえば、いろんな今言われたように考え方はあるのかなと思うんですけれども、まず1点として、flumpoolの方たちもE-girlsのAyaさんも要は松原市民なわけですよね、まずは。実質、本人たちがさまざまな苦労を重ねて、今の世界に当然入って、今もさらに挑戦しつつやっているという部分やと思います。Ayaさんについては、実質、天美南小学校、二中ということで、弟さんがうちの息子と同級生なものですから、よくその辺のお話も聞かせていただいたりはしたんですけれども、実質すごい苦労していますよ、本人は。僕はflumpoolの方たちもやっぱり今の地位が転がってできたわけではなしに、実質すごい苦労されてそこまで階段を上がっている。 この方たちの松原市で生まれ育った人生があり、そうやって苦労したものを乗り越えて今があるという、そういった彼たちの人生のプロセスをしっかり語っていく場でも、実質ドリーム・アンバサダーですから。夢をかなえていくのに私たちはこんなふうにやったと、彼たちの人間模様を語っていくだけでも十分PRにもつながっていくと思うし、そんなことも企画の中に考えながら、前回サプライズで成人式に来ていただいたりとか、去年はテラスに来ていただいたりとか、さまざまな部分があると思います。 だから、当然、今の現段階の中でこんなふうにやる、あんなふうにやるというのは難しいかもしれませんけれども、実質そういった内面的な訴えもしてもらったりとか、逆に花火のように打ち上げる企画をつくったりとか、ラジオのほうでまたしっかり訴えてもらったりとか、SNSで発信してもらうとか、いろいろ言っていたと思います。現実、アリオオープンのときに2人来てもらって、大きく二、三万集めて最大にやるということがいいことか悪いことかわかれへんけれども、やっぱりそういった花火も必要ですし、さまざまな形で企画の方と組みながら、今後いろんなことを考えてやっていっていただきたいと思うんですけれども、その部分についてはどうですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  太田市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(太田敏君)  今、議員のほうからの御質問にもございましたが、flumpoolの成人式のときですね。これはサプライズで実施させていただいて、それが終わった後にメンバーさん出身の第四中学校のほうに行かれました。そのときに、当時、教育の実習に来られていて、そのときのちょうど成人を迎えられた若者に対してのいろいろ当時の思い出とか、いろいろ語り合う場面があったように私も記憶しております。そのときに、最後の実習のときにギターで演奏したと。そのときに生徒が非常に感動したと。そこを見て、夢は追い続けなあかんというのを改めて自分で思ったというような発言が、今自分で思い起こしています。多分、それにはやっぱり市役所の回廊で練習してきたとか、いろいろな苦労のこともよぎった中で、夢を求め続けていかないといかんというようなところを当時のメンバーは生徒の人らに語りかけたのかなというふうに思います。 また、先日Ayaさんが天美南小学校に来られて、児童と語り合う場面もございました。子どもからいろんな質問も出る中で、やはりドリーム、夢のところも児童に語りかけていたなというふうな場面も思い起こします。 今いろんなPRの方法を今後検討していくということは、これ我々が考えていくんですが、今、議員の御質問にもございましたいろんなシチュエーションというのを考えていきたいなというように思います。市からやることでなかなか派手なことも難しいんですけれども、その中でも一定、夢とかいうような、苦労話の中にも夢というようなところもシチュエーションの中に入れて、いろいろ企画していきたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  よろしくお願いしたいと、このように思います。 続いて、大塚運動広場の周辺施設の整備についてお伺いしたいんですが、市長答弁にもありました防球ネットを直していったりとか、さまざまな形で新堂南線が開通する中で行われてきているのかなと、このように思うんですけれども、当然、今までの分についてもいろんな整備をされていると思いますので、もし詳しい状況があれば教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎都市整備部長(村上寿夫君)  本広場は最終整備年度が25年以上経過した施設ではございますが、利用する方が快適に利用していただける、健康の増進やリフレッシュのできる施設として日々管理に努めております。維持管理内容についてでございますけれども、大塚運動広場におきましては、グラウンドの整地やテニスネットの張りかえ、テニスコートの人工芝の補修など、適時修繕を行っております。また、野外活動広場におきましても、毎年樹木の剪定や除草などを行い、運動広場とあわせまして日々巡回も実施し、管理を行っております。施設の管理者といたしましては、利用者の方が快適に安心して安全に広場を利用していただけるよう、点検、整備、清掃など適切な維持管理に日々努めておるところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  今の話で、グラウンドも整備やっていますし、キャンプするところも毎回掃除しながらやっているよと。テニスコートの芝の修正とか、またネットの張りかえもさせてもらっていて、今回は防球ネットになるのかなと、このように思うんですけれども、基本的にあそこは新堂南線ができてから、うちとしてもあそこをいかにして市民の皆さんに喜んでいただける施設に、今後もうちょっと充実させてほしいなみたいなところのお話をずっとうちの会派としてもさせていただきました。具体的に我々としては、テニス場を4面にできたらなとか、それは当然いろんな希望もお話をさせていただいたわけなんですけれども、現実、新堂南線が開通してから、やっぱり市民の皆さんにどう開かれていくべきなのかということも踏まえた中で、今後あそこの地域について、どのように考えていくのかなみたいなところをちょっともしお聞かせ願えるんやったら聞かせてもらっていいですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎都市整備部長(村上寿夫君)  大塚運動広場あわせまして野外活動広場の今後の整備についてでございますが、少子高齢化などにより変化いたします状況や、多様化する市民のニーズに対応できるよう検討してまいります。市民のニーズの把握の方法といたしましては、新堂南線が完成したことにより、利用者や地域の住民の方々などの新たな意見などをお聞きするため、聞き取りによる意向調査やアンケート調査などを行ってまいります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  今、部長答弁していただいたように、基本的に今後の方向性として、いろいろ聞き取り調査したりアンケートもやっていくよと。その中をどういうふうに反映していくのかという部分については、現実この場で、じゃいつアンケートとって、いつやるのかみたいな話はしませんけれども、今そういうふうな形で言っていただいている以上は、また具体的に日にちも教えていただけたらと思いますけれども、とにかく今の現状よりよくしていくんだと。そのためにアンケートをとっていくんだと。そのことを反映させていくんだというような意味において終わっておきたいなと、このように思います。 続いて、ごみ処理業務についてずっと質問させていただいていて、電話申し込み制になる中で、現実いろんな問題、課題が出てくるの違うのかみたいなお話をさせていただいておりました。現実1月4日からスタートしていく中で、さまざまなことがあったのかなと、このように思うんですけれども、まず市民の声として、スタートしてからどういうような声が届いたかということをお聞かせ願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  西野市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(西野太一君)  1月4日から不燃物、粗大ごみの電話申し込み制ということをスタートさせていただきました。それからこの2カ月過ぎた中で、市民の方々からやっぱり好意的な意見もございますし、そうでない意見もございます。 まず、好意的な意見というところをちょっと紹介させていただこうと思うんですけれども、当初からうちのほうで言っておりましたように、出したいときに出して、それを持っていってもらえると。これは便利になったという意見がございます。それと、電話応対ですので、オペレーターの方々の応対、これは非常に丁寧であるというお声も聞いております。それと、可燃ごみの5品目、これについても昨年の6月からやらせていただいているんですけれども、なかなかやはり今まで市民の方がやっていただいた中で、それが広報はさせていただいているんですけれども、皆さんやっぱりこのごみはどうなるのかというところが多々ありますので、電話をすることによってそれが十分わかりやすくなったということもお聞きしております。 それと、やはり市の境目でしたら、決まった日でしたので、定期収集では。そこに不法投棄があったという問題もやっぱりございました。市民の方からも聞いておりました。それがなくなったというところの御意見もお伺いしております。そして、実際に不燃、粗大の定期収集の日には、軽トラックとか自転車でうろうろされておられる方も多々おられたんですけれども、定期収集がなくなった段階でそういう方々もおられなくなったので、現実そういうことが、うろうろされるとちょっと怖いねんという方もおられたんですけれども、そういう方もおられなくなって、非常によくなったというのは町会長の方々からもお聞きしております。 そして、若い方々が対象にはなると思うんですけれども、インターネットでの対応もさせていただいております。一度インターネットで登録させていただきましたら、24時間対応ができますので、その辺についても便利になったというところの御意見もお伺いしております。 ただ、やはり市民の方々、御不満なところもございまして、1つとしてはちょっと電話がつながりにくいというところもございます。そして、電話をかけるのがちょっと面倒やなという方もございますし、1つマンションとか共同住宅の方でしたら、ごみの集積所がございます。電話申し込み制で毎日のようにごみが出てきたら、管理が大変やぞというところもございます。ただ、この点については、ちょっと管理される方々といろんな意見を交換させていただいて、改善できるところはさせていただいているというのが今現状でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  今、申し込み制がスタートして、1月4日から、さまざまないい面、悪い面というか、いい面と意見があったのかなと思うんですけれども、出したいときに出せるからありがたいという意見があるというふうにもお聞きしたし、電話対応が丁寧やという。現実どんな電話対応をしてるのかなということで、見に行ってきました、京都まで。冬の寒い雪が降っていましたけれども。現実、NECさんですごくセキュリティーがしっかりしていて、当然、松原市だけの仕事だけをやっているんではなしに、他市のさまざまな業務をやられているということでした。このことについて、松原市の部屋がございまして、その方4人、責任者1人という形で、ちょうど私たちが見に行ったときの一つ一つの電話対応についても、しっかりとやっていました。 どういったところで管理して、どういった対応されているのかなという部分が気になってスタートしたものですから、我々も気になって見てきたわけなんですけれども、現実その中にあって、ちゃんと可燃物にいく品目の整理も実質やっていたりとか、それは今部長答弁にあったように、一つ一つできているのかなというように思う反面、現実、1戸建ての家の方であれば、電話を1本していただけたら結構何の問題もなしにいけるのかなというふうに思うんですけれども、今言われたようにマンションという部分について、マンションはマンションなりのさまざまなルールがあって、現実、松原市が言ってくる分について理解していただける人もおれば、逆にマンションのルールに合わせてよという意見があったりとかとあります。 その辺の部分については、今も言ったようにいろいろと意見を交換しながら、しっかりと改善に持っていける分に関しては改善に持っていくけれども、何とかもうちょっとやらせていただきたいという部分についてお話はしていると思うんですけれども、その辺の部分について、マンションとのやりとりという部分についてはどうなんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  西野市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(西野太一君)  やはり先ほど申しましたように、マンションの集積所、電話申し込み制にすることによって、頻度があれば毎日出せるというような形にもなります。そうすると、やっぱり管理されている方々は毎日掃除せなあかんのかと。今まで月一遍でよかったのに、毎日そんなんせなあかんのかというところのやっぱり危惧というものがございました。当初からございましたし、そういうようなお声もお聞きしておりましたので、うちのほうとしてもそれでは、うちのほうとしてはやっぱり電話申し込み制、月1回の電話はお願いしたいというこの大前提は守りつつ、マンションの管理をされている方の運用で何とかうまいことできないかと。 これは1つの例ですねんけれども、マンションの管理人さんと御相談申し上げて、毎月第何々曜日とかいうような形で、マンションのルールとしてその日に出していただければということで、マンションの方々に通知しますと。そうすれば、うちのほうに電話がかかってきたときに、第何々曜日に出したいというところで、月1回うちが電話いただければその日に取りに行くと。マンションのほうはその日にしか出てこないので、管理もしやすくなると。掃除もしやすくなると。 そういうような形の運用といいますのか、その辺、ソフトのこともですので、電話申し込み制の基幹になるソフトの中にマンションというところもございます。そのマンションには第何々曜日とか、第何々曜日とかいうような形で入力することもできます。そうすることによって、その対象のマンションから電話をいただければ、こちらのほうから第何々曜日ですよとかいうような御案内もできるというような形にもなりますので、そういう形で、当初は大分御不満な点もあったんですけれども、今のところはうまくいっているんではないかなというふうに思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  基本的に電話申し込み制がスタートする中で、個別の分とマンションの部分は違うよねと。マンションの部分については、マンションのルールというものをしっかりとお話しし、改善していく中でマンションのルールを入れられるべきところは入れているし、何とか松原市のルールに伴った中で対応もできているのかなという判断にはなるんですけれども、そう言いながらでも、じゃ苦情というよりも意見はゼロではないと思うんです。 その意見に対して今1個ずつ対応していっていただいているという部分はもうお聞きしているし、現実そういった意見言われた方と市民生活とをしっかりとつなげながら、一つ一つの問題、課題に対して的確にやれているよなということは実感しているので、今後さまざまな問題、課題はあるかとは思いますけれども、しっかりと目を向けてまたやっていただきたいと思うことと、現実、粗大ごみから可燃ごみに移るに当たって、じゃなぜそういうことを進めてきたのかといったら、もう基本的には市民の皆さんは可燃物と粗大ごみのトン単価が違うんですよと、焼く金額が。 その辺の金額の話をすると、そら今まで粗大ごみで出していたものが可燃ごみにいけば、大体松原市の粗大ごみの年間5億円やったとしたら、3分の1でも2でも少なくなれば、可燃物のほうにいけば若干単価も抑制することができるし、そのことに対してふれあい収集とかに力を入れられるんだみたいに僕なりには言っているんですけれども、現実、松原市が普通であれば粗大ごみを金額を取らないで、何とかさまざまな行財政改革を進めながらやっているということについてのそういったPRとか、今後やっぱり市民協働ですので、当然、市民の皆さんが100言うて100言うこと聞いたら、それはそれにこしたことはないけれども、やっぱりそうすることによって松原市の財政運営にも力を入れることができるし、その中でふれあい収集を充実させることによって、これからの高齢化社会に対応していくんだみたいなところの御説明を僕はしっかりしていくべきやと思うんですけれども、やっぱりみんな自分のことを自分なりに言いますから、そう言いながらでも市民生活に対するこういったごみ処理業務に対するそういったことが苦情みたいなところを言ってくる方もいらっしゃいますので、その辺の部分についてはしっかりと言うべきことは言っていって、事実こういう形で進めているんだという部分についての説明とかもしっかりやるべきやと思うんですけれども、その辺どうですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  西野市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(西野太一君)  やはりごみ処理に関しましては、過去から経費、いろいろとございます。収集の部分につきましても、処分の部分につきましても。可燃ごみにつきましては、一部事務組合になることによって、経費的にも大分削減されてきております。不燃、粗大ごみにつきましては、いかんせんちょっと民間の事業者のほうにお任せしているので、単価的には議員がおっしゃっておられたみたいに、少し高目でございます。ですので、市長が去年の6月から燃やせるものはちゃんと燃やしていこうやないかということで、分別させていただきました。電話申し込み制にすることによって、確実にその辺は移行しております。今、1月、2月過ぎまして、不燃、粗大ごみの量も減っております。そういう形で、議員おっしゃっておられたように、単価の高い不燃、粗大ごみについて、これかなり減ってきております。 ただ、年間を通じましてですねんけれども、1月、2月、3月というのは通常でもちょっと減っている時期でございますので、まだまだこれからその辺の量的な監視というものはさせていただきますし、検証もさせていただくつもりでおります。ただ、やはりうちの環境行政につきましては、その辺の経費につきましては、やはり少しでも市民の負担にならないような形でやらせていただきたいと。その思いもありまして、不燃、粗大ごみの電話申し込みもさせていただきました。これからもいろんな御意見をいただきながら、この制度が出たからというてこれが全てではないので、ちゃんと市民の声もお聞きしながら、改善できるところは改善していきたいと、そういう思いでございますので、よろしくお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  よろしくお願いしたいと、このように思います。 続いて、クリエート月ヶ瀬についての利用促進ということで、実際、月ヶ瀬にも何回も行かせていただいて、現実、さまざまな林間学校やとか、自然に触れ合うそういった中で、非常に大切な施設だよなというふうにも思っています。でも、具体的に予算が幾らで市民が何人行ってという話に触れると、ちょっとシビアな話にはなりますねんけれども、実質それなりに月ヶ瀬に対しては予算があります。それなりに松原市民の利用者数というのは、何人かというのは結構明確になっております。 であるならば、やはり松原市民をたくさん連れていっていただきたいなというふうにも思いますし、そのことに対して、利用促進についてさまざまな取り組みをされているのかなと思うんですけれども、現実、松原市民の皆さんに少しでも来ていただく働きや、そういった新たなというか、取り組みについて教育長のほうの答弁もございましたけれども、具体的にもうちょっとわかりやすく言っていただけたらと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大本市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(大本賢二君)  クリエート月ヶ瀬の利用促進の取り組みということでございます。 確かに今利用者数は教育長の答弁にもありましたように、指定管理者制度導入前から約2倍、7千人が1万5千人という形になっております。ただ、松原市民の利用といいますと、大体2割から3割程度になっているのが現状でございます。そういった中で、今ちょっと河内議員もおっしゃいました小学校の林間学校につきましては、15校全てが月ヶ瀬を利用していただいておる状況でございます。そのほかにも、例えば松原高校でありますとか阪南大学、こちらのほうにつきましても、指定管理者のほうが営業といいますか、訪問しまして、利用していただいております。阪南大学につきましては、新入生のオリエンテーションという形で、かなり何回か利用していただいておる状況で、継続して利用していただいております。 また、そのほかにもリーフレットを新しくしたり、ホームページもリニューアルして、見やすくわかりやすいような形で、各近隣の市、これ近隣の市といいますと松原市民じゃなくなってはしまうんですけれども、利用促進という意味でダイレクトメールを送ったり、近隣の市、当然松原市のほうの小・中学校、高校にもいっております。 そういった中で、またさらに今度は団体以外、松原市のほうの個人さんで利用していただけないかということで、個人についての利用促進という形で、今後学校のほうを通じてチラシ、リーフレットの配布をさせていただいたり、会議に出席していただいてそういった案内をしていただくとか、そういった形で冬場の利用促進は課題にもなっていますが、夏場等でありましたら団体で押さえている部分があるんですけれども、それ以外の春から秋、そういったところについては、土日につきましては、松原市民の方の利用というのをもう少し膨らませていきたいなというふうに考えておりますので、そういったような取り組みを新しい取り組みとして、今までの取り組みの継続の上にまたそういった取り組みをしまして、利用促進を図っていきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  まさしくあそこの月ヶ瀬が今必要だと、理由という部分については、教育長答弁にあったことなんですよ。でも、現実そこを維持管理していくに当たって、建物もどんどん古くなってくるその中で、ボイラーの修正を2年ほど前にする、橋の修正を3年前にすると、こう言いながらでもそれなりに施設は壊れていく部分もありますから、やっぱり直していかないといけない予算も出てくる。現実、あそこを維持管理するに当たって、非常にお金はかかってくるわけなんですよ。そのことに対して、松原市民の方がたくさん利用されたりとか、子どもの野外活動に対する教育という分野に触れていくのであれば、全然オーケーなんですよ。その辺の分ついて、じゃ、あそこの位置づけということも本当にどういう方向に進めていかないといけないのかというところをやっぱり考えていかなければならない時期にも僕は来ていると思います。 それは、実質あそこを広域でやっていこうとか、部分ついては、なかなか問題、難しい部分があるかもしれません。実質、一部事務組合みたいにうちから声かけて3市が声上げてくれたら、かかる経費も3分の1で済むのになというふうことは、ちょっと考え方が甘いのかもしれませんけれども、そういったことも考えられたりとか。先ほど松原市民の方にようけ来ていただくというのであれば、夜の御飯というのが弁当なので、基本的に。そういったところの食事にちょっと力入れてみるとか。いえばやっぱりいろんなことを考えていくことが大切になってくるときを迎えているというようにも感じています。 ですので、今、利用促進に向けての取り組みや、ちょうど来年がまた指定管の変更時期になるのかな。その辺、いろいろまだ時間ありますから、しっかりと次の方向性に向けて、やっぱり市民誰もがいい方向で納得して、そらそうだよなと。それやったらというような数字も踏まえた中で、やっぱりお示ししていっていただきたいなというふうにも感じておりますけれども、その辺の部分についてどうですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大本市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(大本賢二君)  現在、指定管につきましては2期目でございまして、26年から30年度までが今の指定管理の期間となっておりますので、この29年度、来年度と再来年度の中でいろいろ検討していかないといけないときに来ているのかなと考えております。そういった中で、今、河内議員おっしゃいましたように、指定管理料も含めまして施設の維持管理に関しましては、それなりの金額がかかっております。そういった中で、例えば1つの例として今言われました広域の経営というところなんですけれども、そういったところもこれから1つの案も含めながら、どういったことができるのかというのをちょっと幅広く調査研究していきたいと考えております。 そういった中で、施設の維持管理の方法1つにとっても効率的にできないかであるとか、例えば今先ほども申しました冬場の利用者の増加というところで、今実際、指定管理者のほうではいろんな案を出しまして、例えば冬の鍋の宿泊パックであるとか、今はハイキングコースを新たに設定しまして、ウオーキング、ハイキングが今ブームになっているというところもありますので、そういったところで集客できないかとか、いろんなアイデアを出しながら、市の私らのほうの担当課のほうとも協議をしながら進めているところでございます。 ただ、どうしても松原市民の利用というのが伸び悩んでいるのが現状でございますので、まずは松原市民の利用促進というところに力を入れていきたいと思います。それと、指定管理者のほうとの協議の中で、やっぱり効率的な運営、どうしていったらいいのかというところをお互いにアイデアを出しながら、これからの施設運営に向けていきたいと思います。 この施設につきましては、やっぱり松原市ではなかなか味わえない自然の中での施設ですので、私どもとしましても、松原市の子どもたちにとりましては必要な健全育成のための社会教育施設と考えておりますので、どうしたら継続していけるかというところを頭をひねりながらいろいろ考えていきたいと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  全て答弁していただいたんで、そうですよ、大切なんで、じゃどうするんだということを今の現状の中でこれでいいではなしに、どうやってやっていこうという部分について積極的な前向いた答弁やったのかなと思うんで、ぜひよろしくお願いしたいと、このように思います。 続いて、道路整備についてということで、道路台帳のベクトル化と空洞化について質問させていただくわけですが、市長のほうの答弁の中にあっても、道路を管理していく、これがデジタル化していくという形になります。現実、道路台帳のベクトル化についても調査研究というような部分もあったのかなと思うんですけれども、現実、ベクトル化についてどのように思われているのかお聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎都市整備部長(村上寿夫君)  現在、紙ベースでの管理されております市道の管理台帳をベクトル化、いわゆる電子化することによりまして、道路の占用者の情報や他の部署の基礎データとも容易にリンクすることが可能となります。そのことにより大幅に事務の効率化が見込めるものと考えております。現在の状況といたしましては、各システムの特徴を比較し、十分に効果が発揮できるよう運用方法、移行時期についても研究しているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  今の話でいくと、現実、ベクトル化に向けて今各さまざまなメーカーのものを見ながら、確認しながら進めていく。基本的には、ベクトル化するに当たっての答弁としては、いえば実質今の道路台帳であれば、目に見た状況だけなので、現実ベクトル化にしたらもう10km以上の掌握ができるわけですよ。そのことに対して、当然研究もされているだろうし、いろんなメーカーともやりとりしているということですので、しっかりとまた見ていただきたいというのもありますし、現実、今地下から見たベクトル化というのも今後からやっていくみたいです。 現実、通常のベクトル化であれば、鳥の目といって鳥の目から見た道路事情と、それと通常のやつは虫の目って細かいところしか見えないという部分。それも地下からも見られるというようなことも、今、開発されつつあるそうでございます。そういった観点からいったら、そういったその中で道路整備するに当たったとしても、着実にデータ化することによって、1つ、じゃここが15年前に直したから、なかなかデータを入れていったりとか、今後やっていく分については、もうさまざま大変なのかもしれませんけれども、その辺をもう整理して、しっかりとまた見きわめてやっていただけたらなと、このように思います。大体、ベクトル化の勉強や研究やその辺の部分について、時期的みたいなものというのはどのように思われているんですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎都市整備部長(村上寿夫君)  今後の進め方につきまして、引き続き資料の収集や研究を行うとともに、先進的に導入している他市の事例や状況にも注視しまして、費用に対する効果などについても検証を行いまして、本市といたしまして、最もメリットのある方法といたしまして、できるだけ早い時期に移行していきたいとは考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  よろしくお願いしたいなと、このように思います。 続いて、空洞化についても、これも実質先ほどベクトル化と並行することによって、空洞化調査となると実質いえば探査機を走らせてどこに空洞があるのかというのを探さないといけないんですけれども、実質4km四方の松原市の道路台帳を整備することによって、基本的に水路河川やこの辺の横の道がどういった接続をすることによってとか、そういった空洞化になる可能性があるよという部分は若干でもわかりつつあります。全部が全部調査すると多額な金額になりますけれども、基本的になりそうな可能性のあるところをピンポイントに狙いながら見ていくという方法もありますので、そういったことも踏まえてやっていただけたらなと思います。 それと、実質、市民の皆さんからさまざまな空洞化について、他市で事故があったことも踏まえた中でお聞きしています。前回、質問させていただいたときには、そのことに対して調査研究するというようなお話がございましたけれども、どの辺まで進んでいるか教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎都市整備部長(村上寿夫君)  現在、本市で管理しております市道につきましては、約200kmございます。空洞化の探査レーダーの調査についても、精度もかなり上がっているものと研究の中で把握しております。今後につきましては、まずは陥没事故による被害の影響が大きいと思われる人や車両の通行が多く、本市といたしまして重要であると思われる主要な道路におきまして、調査の方法や進め方などについて研究してまいりたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  よろしくお願いしたいと、このように思います。 続いて、ぐるりん号の利便性向上に伴う土日の運行についてということで、新たに開設した経緯、いえばルート変わったじゃないですか。その辺の部分について、なぜ変わったんだという部分ではないですけれども、実質、市民の利便性を上げていくためにこういう形でやったのかなと思うんですけれども。先ほど土日祝、これもうはーとビューとかテラスとか、その辺の部分があって、実質あけていっていただけたらありがたいよなみたいな答弁をしたときに、その辺のことも踏まえて考えますという御意見を市長答弁いただいたんですが、具体的に今現状でどういう方向性でいくかということがもしわかれば教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎都市整備部長(村上寿夫君)  ただいま議員からの御質問、土曜、日曜、祝日の運行の今後の考え方ということでございますが、現在、土曜、日曜、祝日も利用可能な施設といたしましては、松原テラスや各図書館、また4月より日曜、祝日開館いたしますはーとビューなどがございます。今後は利用状況や利用者の移動手段など検証を十分に行いまして、公共施設循環バスとして市民の需要に応じたルートの設定や土曜、日曜、祝日における安心・安全な運行方法を研究してまいりたいと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  実質これからアリオができる、大和川線が開通する、堺港大堀が開通する。現実、またそれから以降もいろんな方向で考えないといけなくなる現状もあって、現実、近鉄のバスの大堀から天美に行く部分が、この3月31日でだめになってしまうという部分を踏まえた中で、少しでも市民の足として充実できるように、ここを増便していただいていると。そら全てが全てかなっていくわけではないでしょうけれども、その辺のことも考えていって今いただけるということですので、しっかりとまた充実していただけるようにお願いしたいと思います。 最後になりますが、大型商業施設開設に伴う消防体制についてということで、現実、答弁をさせてもらいましたけれども、やっぱり過去にない大型施設が松原市にできるということに対して、消防体制についてとか、非常に心配しているわけでございますけれども、その辺の部分についてはどうでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  貝本消防長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎消防長(貝本義明君)  本市初となる大型商業施設ということで、ひとたび火災が発生したら大きな被害が出るということが予測されます。過去には、ちょっと古い話ですが、昭和47年、千日前デパート、48年は太陽デパート、熊本の。平成になってからは、尼崎市の長崎屋とかいうデパートとかスーパーの火災を思い起こされる方が多いと思うんですけれども、あのときとは時代が変わって、消防法令も厳しく規制されるようになっております。 今回のアリオにつきましては、既存の商業施設と違いまして、大規模で集客数も多いというところで、消防法令、特に消防設備の規制が既存の商業施設より強くなってきます。防火安全性を確保するということで、施設の関係者が消防設備の維持管理と定期的な点検、それと消防計画の作成、施設関係者による消防訓練実施などの防火管理業務を適切に果たすことが非常に重要になってくると思います。そのためにも、消防本部におきましても、施設内の消防設備等の設置、それと管理の状況、あと避難施設の確認といった立入検査を定期的に、重点的に実施し、防火管理体制が整っているかなどをチェックし、是正の必要がある場合は、その場合はハード面、ソフト面、両面から改善指導しながら、関係者の自主防火管理意識の向上を促進してまいります。 また、一定規模以上の大規模商業施設につきましては、自衛消防隊という組織の設置が義務づけられております。自衛消防組織は事前に作成しました消防計画に従いまして、施設関係者が火災初期による消火、それと通報、避難誘導、その他必要な業務を行うというものです。今回の大型商業施設におきましても、自衛消防組織が設置されることによって、火災だけではなく、地震災害時等の自然災害においても有効に機能し、施設はより安全な防火体制を整えるものと考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  今いろいろお聞かせしてもらいましたけれども、基本的に火災予防対策について、また自衛消防隊組織を構築することによってという、それがもう定められているので、基本的にそういったソフト面、ハード面の中でいうソフト面については充実をしていこうと。その中で、僕は実質高い建物やし大きい建物やから、非常に万が一の場合、消すに当たっては、消防車にしたって松原市は40m1本しかないからとか、消防の相互応援協定というものが他市と組まれるというようにお聞きしているんですけれども、その辺の部分について、松原市にないもの、また足りないもの、マンパワーも踏まえてだと思うんですけれども、その辺の部分については他市からどういう形で協定を結んで、どういう事態になったときにどういうふうに出動されるのかとかいう部分を踏まえて、教えていただけたらと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  貝本消防長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎消防長(貝本義明君)  きのうも答弁させていただきましたけれども、特別救助隊が増隊、4月からされます。これはきのうも申し上げましたけれども、火災における救助活動というのが専任できます。専門で活動できる。消火隊は消火隊で消火活動に専任できるということで、すみ分けができて、大きなこれ力になってくると思うんですけれども、まず今回のアリオ、今までにない商業施設というところで、人命の安全確保を第一におきまして、消防活動を展開します。それと、人的被害、物的被害ともに最小限に抑えることができるように、あらかじめ消防活動方針、これを一定のルールに基づいてどういう動きをするかという事前計画、これを策定するように考えております。 というのは、各隊ばらばらで、通常の火災でしたらそれほど大きく問題ではないんですけれども、各隊がばらばらになりますと、大きな被害になっていくこともありますので、そういう計画を立てることを考えております。この計画というのは、あらかじめ施設の構造や収容している可燃物、それと従業員とか客数を一定の基準で計算しました。収容人員というのがございまして、それ等事前に調査しまして、あと消火活動とか救助活動の困難性、これを検討しまして、消防隊の一定の活動を事前に決めておき、施設の図面等の資料、これも作成しまして、消防車両に積載し、各隊はこれによって秩序あるというか、円滑な災害活動ができるように対策をとるものです。 先ほど議員が言われたように、災害対応の鉄則というのは、後手に回らないということが重要であります。通常規模の災害から大きな火災へ移行すると予測されたり、本市の消防力では対応困難と判断しましたときには、時機を失することもなく、早期に消防相互応援協定に基づき、近隣消防本部への応援を要請いたします。きのうも申し上げましたけれども、近隣ですと大阪市、堺市とか大きい都市がございます。ここはもう日ごろから顔の見える関係を構築しておりますので、頼むでというので3隊増隊とか、すぐ来てもらえるものと思っております。それでまた対応できなければ、府下全域に係る応援協定もございます。 といったところで、この判断は119番通報の内容や、市役所屋上にあります高所カメラの状況、それと大阪市消防局から要請によって飛んでくるヘリ、これの上空の映像のツールを活用しまして、ちゅうちょすることなく速やかに応援要請を実施できる仕組みを構築していきたいと思っております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(河内徹君)  実質ああいった大型店舗が建って、そのことに対して松原市の消防力でいけるのかという部分については、他市と連携とりながらやっていくということですので、しっかりとそういうことがなくても、あっても市民の皆さん安心してくださいということで、終わっておきたいと思います。ありがとうございました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  議事運営上、休憩いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △休憩(午後0時00分) △再開(午後0時58分)        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  休憩前に返り会議を再開いたします。 次に、自由民主党代表として、池内議員の発言を許します。 池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~            一般質問(代表) 自由民主党代表 9番 池内秀仁議員発言要旨具体的内容備考欄1.H29年度施政方針について(1) 第4次総合計画での5つの基本目標に対する数値目標達成状況とその原因は? (2) H29年度予算編成において苦慮したこと、今後予測される短期・中期・長期的な課題と対策? (3) 本市の未来とその可能性 (4) 激化する自治体間での人口獲得合戦に対する本市の考え方は? 2.本市教育における重点課題は?(新教育長の所信は?)(1) それに対する対策、タイムスケジュールとその優先順位は?        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君) (登壇) 9番、自由民主党の池内秀仁です。ただいま議長のお許しを得ましたので、会派を代表して質問をいたします。 澤井市長は、平成21年5月31日に初当選を果たされ、その後2期8年、市政運営の指揮をとられ、ことしの6月にその任期を満了されます。そして、昨年の12月議会で3選目へのチャレンジを表明されました。そこで、2期を間もなく満了され、再選への出馬を表明された市長が、選挙を控えているにもかかわらず、覚悟を持って本格予算を編成された平成29年度予算と施政方針、さらにはその先の本市の未来についてお聞きします。 まずは、目標年次が残すところあと2年となった第4次総合計画におけるまちづくりの5つの基本目標、基本方針の現時点での数値目標達成状況の途中経過と、おのおののその原因をお示しください。 次に、平成29年度予算編成についてお聞きします。 近年ピークを迎えている公債費や、再び増加傾向にある人件費、そして扶助費など義務的経費が増加する上、引き続き特別会計への繰出金も増加の一途をたどっています。加えて地方消費税交付金等が大きく減少する見込みの中、平成29年度予算の編成をされるに当たっては、さまざまなアイデアを駆使され、相当な苦労があったと拝察いたしますが、その中でも特に苦慮されたこと、そして今後予測される短期・中期・長期的なそれぞれの課題と、その対策・展望をお示しください。 次に、施政方針の社会情勢という項目の中に、「人口減少問題や地域経済の再生を目指した対応に決して乗りおくれることのないよう、将来のまちづくりに向けた取り組みを推進し、持続可能なまちの形成を図ってまいります」とありますが、本市のどこにその可能性を見出し、どんな対応をもってその未来を描いておられるのですか、お聞かせください。 4点目は、近年、高度化、多様化する住民サービスのニーズに加え、現在、国において進められている地方創生の名のもとに、各基礎自治体間で激化する人口獲得競争についての本市の考え方を確認しておきたいと思います。 私は、本市も既にこの競争にエントリーをしている自治体だという認識を持っていますし、現状では悲しいかな、このことに抗うすべはどの自治体も持っていないとも思っています。しかし、この戦は戦いを続けると、最終的には財政力の豊かなまちだけが勝ち残ってしまうという矛盾が潜んでいるように思えてなりません。その上、そういう財政力の強い自治体は、実は東京に集中しているのが我が国の現状でもあります。今、私が申し上げたことについて、市長の認識をお聞かせください。 最後に、昨年の12月に就任された東野教育長に、同じく昨年12月に策定された教育振興基本計画を踏まえ、本市教育の重点課題と対策、それらの優先順位とタイムスケジュールをお聞きします。 住んでみたいと思っていただくには、公教育での学力向上は欠かすことのできないセールスポイントです。住んでよかったと感じてもらうには、スポーツ施設の環境整備も含めた生涯学習の充実が不可欠です。住み続けたいと感じられるためには、郷土愛、帰属意識の教育を幼いころからしっかり子どもたちに施すことが肝要です。松原の未来は教育にかかっています。教育抜きでは開けません。教育長の所信表明をお聞かせください。 以上で演壇での質問は終わります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの自由民主党代表の池内議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、第4次総合計画での5つの基本目標に対する数値目標達成状況と、その原因についてでございます。 第4次総合計画につきましては、これからのまちづくりのあり方、今後のまちづくりのビジョンとして策定したもので、5つの基本目標ごとに8年後の平成30年度を目標年次とする数値目標を定め、この数値目標の達成に向けて、現在取り組んでいるところでございます。 第4次総合計画を策定してから、本市のまちづくりも大きく変化している中、数値目標の達成状況の把握を行い検証することで、第5次総合計画の策定に向け取り組んでまいります。 次に、平成29年度の予算編成におきましては、扶助費など社会保障関連経費が増加する一方、地方消費税交付金などが大きく減少する見込みの中、一般財源総額の確保が課題でございましたが、こうした状況にあっても、安心・安全及び子育て、予防、教育の分野に特に力点を置き、選択と集中による効率的な財源配分により予算編成を行ったものでございます。 公有財産の有効活用のほか、企業誘致や観光誘客など、人と仕事を呼び込む施策により市税を中心とする一般財源収入の確保に努めるとともに、引き続き経常経費の見直しも行うことで持続可能な財政運営を目指すものでございます。 次に、本市の未来とその可能性についての質問でございます。 松原市をさらに発展させていくためには、WHOが推奨するセーフコミュニティの中で築き上げた、市民の皆様、関係機関や行政の垣根を越えた協働の仕組みを継続して進めていくことが重要であると確信しております。 今後も、市民の皆様との協働の取り組みを行う中で、選択と集中を心がけ、限られた財源の中で持続可能なさまざまな事業を実施し、松原市や他市の方々にも、松原市に住んでみたい、住んでよかった、住み続けたいと感じていただき、松原市に住んでいることに誇りや愛着、そして幸せを実感していただけるよう取り組み、次代を担う子どもたちにつないでいけるよう、さらなるチャレンジを進めてまいります。 次に、激化する自治体間での人口獲得合戦に対する本市の考え方についてでございます。 現在、国において人口減少が叫ばれる中、東京に一極集中している人口を他の自治体に分散させるべく地方創生の取り組みが進められており、みずからの自治体の人口を増加させるため、行政サービスを拡充している状況がございます。 本市としましては、市民の皆様との協働による取り組みにより、住んでみたい、住んでよかった、住み続けたいと感じられるまち松原を実現するため、市政に何が求められているのかを常に冷静に見きわめ、選択と集中により、限られた財源の中でさまざまな事業を展開しているところでございます。それらの事業の財源につきましては、自主財源の確保はもとより、地方財政措置の拡充について、国や府に今後も引き続き要望してまいります。 2点目の本市教育における重点課題の質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  議員よりの御質問にお答えいたします。 本市では、平成28年に教育施策に関する基本となる方針を示した松原市教育大綱を定め、この中で未来を拓く自立心を育む人づくりを基本理念といたしました。この教育大綱を具体化するために、平成28年12月に松原市教育振興基本計画を策定し、施策の展開を図るものでございます。 学校教育に関する主な施策では、確かな学力の育成に向けた「学力向上の取組みの推進」、規律・規範の確立と、ともに学び、ともに育つ学校づくりなどを通じた「豊かでたくましい人間性の育み」、学習環境の充実などによる「安心・安全な学校園づくりの推進」、学校園運営体制の確立と開かれた学校園づくりによる「学校園運営体制の充実と教職員の資質向上」、地域の教育力の向上と教育コミュニティの育成を図る「地域の総合的な教育力の向上を目指した事業の推進」、そして、地域との協働で取り組む「青少年の健全育成の推進」という6つの重点目標を示しております。 また、社会教育に関する主な施策では、まちづくりを担う人材育成のための「市民協働のしくみづくり」、市民ニーズに応える「生涯学習の充実と『智の拠点』づくり」、スポーツに親しむ環境づくりに向けた「市民のスポーツ文化の醸成」、文化財の保護と活用を図る「歴史文化の振興」という4つの重点の重点目標を示しております。 これらの施策を通じて、計画的に教育行政を推進していくものでございます。 特に平成29年度につきましては、4つの新規事業と3つの拡充事業を進めてまいりたいと考えております。 新規事業の1つ目は、松原市いじめ防止基本方針に基づき、松原市いじめ問題対策連絡協議会などを設置・運営し、いじめの未然防止に向けた取り組みを進めてまいります。2つ目は、市独自のスクールソーシャルワーカーの配置による、虐待や不登校等の未然防止や早期発見・解決を行う等、学校の相談体制の強化を図ります。3つ目は、教育用ネットワーク事業として、ICT機器の活用により、よりわかりやすい授業づくりを進めます。4つ目は、校務支援システムの導入による全教職員の業務の効率化と、情報の共有化による円滑な校務の遂行を図ります。 また、拡充して取り組む1つ目は、インターナショナルセーフスクールの認証について、新たな中学校区で着手することにより、心のけが、体のけがを予防し、安心・安全な学校づくりを市内に広げてまいります。2つ目は、学習用タブレットパソコンを小学校、中学校に追加配備し、ICTの環境整備を行うことにより児童生徒の主体的で深い学びを進めます。3つ目は、土曜日開校のげんき塾を夏休みにも開校し、児童生徒の学習内容の理解を深めるとともに、学習習慣の定着を図ってまいります。 このような取り組みを通じて、未来を拓く人づくりに向け、知・徳・体のバランスのとれた生きる力の育成を図ってまいりたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  再質問の冒頭、一昨日、5日に長野県で起こりましたヘリコプターの墜落による消防に従事する方々の痛ましい悲惨な事故でありますが、ヘリを使う訓練によっての事故でありますから、直ちにこれが、我が市にとってこのような事故が起こるというような事故ではありませんが、優秀な志の高い人材が9人も犠牲になったということを受けまして、午前中も質問がありましたけれども、新たな大型ショッピング施設もできますし、その横には新たな高速道路も開通し、大きな府道も開通します。今までにないような、そういう災害が想定されるような規模の拡大もありますし、最近、新潟で起こったあのような事故も、狭隘な道路が多い松原市では、大変な、貴重な教訓にはなっていると思いますが、ここで、市民の財産、生命を守ることは、任務の大きなうちの私は一つだと思いますが、それによって隊員の皆さん方の貴重な命を投げ捨ててはならん、命を失ってはならん。こういうことを、私はこのことを教訓に徹底をしていただきたい。この亡くなった方々には心からの哀悼を表しますが、こういうようなことに我が市の隊員がならないように、そういうような指導、育成をこのことを教訓に徹底していただきたい。こういうことをお願いしたいんですが、いかがですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  貝本消防長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎消防長(貝本義明君)  消防というのは、議員言われたように危ないところに、国民の生命、身体、財産を火災から、災害から守るということで、みんなが逃げてくるところを入っていく、危険なのを承知で活動する。また、危険なことを避けては活動ができないという面があります。危険と隣り合わせということがありますけれども、暴勇であってはならないということはあります。 今回の長野県の防災ヘリの墜落でございますけれども、あれは7名の消防職員が乗っておりまして殉職ということで、あれはまだ原因、はっきりしておりませんけれども、墜落ですので、パイロットが消防職員じゃないのでどうしようもなかったんかなというのがありますけれども、ヘリの墜落事故ですと2009年に穂高、それと2010年の秩父でのヘリの墜落。そこにも消防職員が乗っていまして、墜落ですので消防職員は殉職したんですけれども、そういった事案。あと、ヘリから要救助者を救助するということでリペリング降下というのがございます。ロープ一本で降下していく。自衛隊がやるんですけれども、ロープ一本でおりていくというところで、手を放してしまえばもう命もありませんので、落ちてしまうという事案があります。それも2004年に発生して、殉職しているということがあります。 松原市においては、ヘリはございませんけれども、そういうリペリング降下というのもやっていることはやっております。みんながやっていなんですけれども、救助隊中心にやっております。今回の事故を踏まえて、そういう航空機、ヘリにかかわる過去の事例を周知しているところ、全員にはまだ周知できていないんですけれども、過去の教訓ということで周知しているというところで、再発防止というか、安全管理に努めているところでございます。 全般的に安全管理についてでございますけれども、安全管理というのは、まず、自分の安全は自分自身が守れという大原則がございます。自分の身は自分自身で守れというのが大原則です。それを今度は隊員把握としまして、小隊長が隊員の把握を務めるという任務を備えております。現場の最高指揮者は全体を見る。一歩下がって、一歩下がってという安全管理というのを徹底してやっております。訓練時においても安全管理者というのを置きまして、実際に訓練をやっている人間以外が、上やったり、下やったり、ちょっと下がったところで、目を配って安全管理に配慮しているという体制を整えております。 それと、災害時ですと、昭和63年だったと思いますけれども、阪神高速の堺線で堺消防の救急隊が亡くなった、救急事例でというのがありました。救急隊1隊ということで、周りが見られないということで車にはねられたという事案がありました。あれを踏まえて、松原市においても危ない、高速道路とか、曲がり角とか、幹線道路とか、あと列車事故等、二次災害防止のために警戒隊というのを出動するようになっておりまして、警戒隊はもう安全管理だけを見るという、実動部隊の安全管理に配慮するという隊員も配置するようになっております。 先ほどの小隊長なり、指揮者的な育成も必要になってきますので、指揮者の育成というところで、幹部になりましたら、幹部のそれぞれの教養というのがありまして、それには参加しております。それと、もっと大きくなれば、現場最高指揮者の研修ということで、指揮隊の研修というのがこれもまた消防学校でございまして、その指揮隊の研修に派遣したりとか、あと大阪市消防局の方面隊という指揮隊があるんですけれども、そこに同乗実習なりして、指揮隊の安全管理の知識、技術を磨くということをやっております。 日ごろ、みんなに、隊員に言うているのは、救助に行っていて、自分一人でも、隊員一人でも事故があれば、それでもう活動が停止になります。何をしているかわからない。要救助者を行っていた人間が要救助者になってしまったら、またそれに負担がかかるということになってしまえば元も子もないというところで、もう絶対あってはいけないということは言うてるところなんです。それに、先ほども言いましたように、自己の安全はみずから守って確認をするとか、あと、進入するときは退路、火災現場では必ず退路を確保しながら入っていくとか、チームワークで行動しておりますので単独行動は慎むとか、あと通常使う主要資機材です。呼吸器なんかでもよく事故があって、点検整備を怠っておれば事故があるということがありますので、主要資機材の点検整備を励行しております。 それと、過去の教訓を共用資料にして、ないようにするというところで、事故が発生したら、当然教訓になるんですけれども、ヒヤリ・ハットの法則というのがございまして、ハインリッヒの法則とも言うんですけれども、一つの重大な事故には29の軽微な事故がある。軽微な29個の事故には、300の、事故は発生しなくてもヒヤリ・ハットというのがあるという法則がありまして、軽微な事故でも一つ間違ったら、29あるけれどもそのうちの一つは重大な事故が発生していたと。あと、事故がなくても、はっとしただけで事故の可能性がある。というのは、結局、事故がなくても冷やりしたというところで、それをよかった、よかっただけじゃなしに、それがないように払拭できるような体制づくりをしていこうというところを気づかせてくれる。予兆があるよと。必ず事故には予兆があるということは、消防職員、みんなに伝えているところでございます。そういったところで、日常、安全管理に努めているところでございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  航空機は持っていないにしろ、大型のそういう流通網、藤井寺市との境目に流通センターもできていますし、今までに想像できないような規模の災害が起こる可能性を、逆に言えば持ってしまっていますので、このことを対岸の火事とするんではなくて、改めて危険な任務に従事するんだ、従事しているんだという認識を強めていただいて、徹底を図っていただきたいなと思います。 それでは、順次再質問しますが、まず、第4次総合計画の進捗状況についてお聞かせ願ったんですが、詳しい数字は、市長のほうから壇上ではちょっと適さないのでお披露目がなかったんですが、数字をペーパーにして、僕、いただいています。いただいた中で、目標として数値を掲げたが、2年目標年次を残してはおるものの、到底その掲げた数値に達しないであろうというような項目のものが幾つか見られますので、そのことについて要因等を順次聞いていきたいと思います。 まず、目立って目標に届いていないのは、民間集合住宅の立地棟数とあるけれども、これ、目標16棟になっているんですが、平成27年度実績で1棟ということになっていますが、この辺の要因。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎都市整備部長(村上寿夫君)  第4次総合計画の中で示されております平成30年度の本市の人口の推計は、おおむね11万8千人と示されております、見込みで。目標といたしまして、推計より2千人多い12万人を目指すという形で明記されております。そのことによりまして、市民の方の住宅、居住環境を整備することにより人口の増加を見込む上での約2千人という形で、1戸当たり2.5人居住されているという見込みの中で、50戸以上の大規模集合住宅16棟800戸を見込むという形での目標を設定させていただきました。 本市といたしまして、大規模集合住宅を建てるような一団の土地の確保はなかなか難しいところで、1棟と示させていただいておりますのは、松ヶ丘地区に平成23年に建ちました分譲マンション、戸数といたしましては114戸。25年にはその隣接地に約48戸のマンションが建っておるんですけれども、ここにはちょっと50戸以下なのでカウントは入れていないみたいなんですけれども、大型マンション、分譲マンションといたしましては、23年度以降、合計いたしますと162戸、そういう形で建っております。 先ほども申しましたように、大型住宅を建てる面積の確保がなかなか難しいので、近年といたしましては、小規模な共同住宅、長屋建て等の建築が多く開発申請に上がってきております。それらの戸数を23年度から集計いたしますと1,247戸となっております。 また、建築確認の申請等につきましては、同じ期間で約2,300戸。そのうち新規の住宅といたしまして2割程度を見込めるかなとは思うんですけれども、約450戸ということで、総計の戸数については、16棟、大規模住宅50戸、800戸、同等の数字は見込めているのかなとは考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  続いて、まちづくりの担当の、幹線道路沿道を活用して土地の計画的有効活用を図りますと、土地利用プランに適した幹線道路の利用率、これが30%という目標ですが、27年度までの実績で3.64%となっています。言いわけは結構ですので、端的にこの数字に至った原因を御答弁ください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎都市整備部長(村上寿夫君)  ここで挙げさせていただいているのが、堺松原線及び大阪河内長野線沿道の土地利用プランということになっております。沿道の総延長は2.4km、30%といたしまして0.72kmで、間口の距離であらわせていただいております。本年度着工いたしますアリオの開発の間口等を含めますと、30年にはこの数字をクリアできるものと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  続きまして、子ども未来室の子育てのまち松原を実現しますの中で、地域子育て支援拠点の数、目標10カ所だったんですが、これが7カ所にとどまっています。乳児保育の充実とあって、これが2歳までの保育の充実だそうですが、これが780人を目標にしていたのが826人と。先ほど言うた地域子育て支援拠点の数は、これは保育の需要をこのことによって減じていこう、減らしていこうということの目標で6カ所だったものが、7カ所にふえている。ふえているにもかかわらず、2歳までの乳児保育が685人だった平成22年から826人とふえてしまっているという、この相反する結果になっているんですが、この辺の要因は。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大倉福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(大倉修一君)  まず、地域の子育て支援拠点の数なんですが、皆さん御存じのようにキラキラが9カ所目ということで、目標数値にあと1カ所となっています。そのフォローをする意味でも、各支援センターが保育所とか幼稚園の園庭開放を実施したりとか、子育て支援センターが公民館等に出かけて、地域に出かけて、市内全域で子育て支援事業を実施しております。 あと、乳児保育の充実なんですが、30年度の目標値は780人となっております。29年3月現在では922人の児童の保育所の利用者がいていますので、目標は達成しております。要因としましては、3カ所の保育所を開設したり、定員増を伴う保育所の建てかえを推進したり。その結果、平成29年4月においては、21年度と比べて350人の定員がふえております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  言いたいことあるけれども、後でまとめて言いますわ。 あと、総務情報課、地域経済と雇用を支える産業の振興を図ります。市内で就労する人の数が、平成22年現在で4万4,989人、これをふやしていこうという目標でありましたが、平成27年度現在で4万3,740人と1,200人ほど減っているんですけれども、この辺は。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  佐々木理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(佐々木信嗣君)  ただいまの御質問の、市内で就労する人の数ということでございます。 この平成22年の4万4,989名でございますけれども、もとのデータといたしましては、総務省が行います経済センサス、これによりまして統計しております。この統計は2009年、平成21年度からスタートしたものです。今まで、経済面での統計、各種ありましたけれども、これを整理しまして、いわゆる基幹的な統計を行うというもとで統計をされたものでございます。これには、正規雇用、それから非正規雇用、それからいわゆる日雇い労働の方、それから報酬のある役員の方、それから自営業の方及び無給の家族従業員の方といった方が含まれています。 これを平成30年度までにプラスに転じようという目標でございますが、平成27年の実績と書いておりますのが、5年後の平成26年、これの経済センサスの統計でございます。これは今マイナス3.7%ほど減少しております。この傾向といたしましては、全国水準としましては、松原市におきましてマイナス2.8%でございます。大阪府下の平均としましてはマイナス3.5%でございますので、まだ大阪府下の平均よりは少し減少率が低いという状況にあります。 市内で就労する人数でございますけれども、やはり人口が減っているという働く方の人数減少も影響しますし、それから、会社における作業の効率化等々によりまして働く枠が減っていくという傾向もあるかもしれません。それから、経済の拡大縮小によって増大縮小するという、いろんな複合的な要素が絡み合っているというふうに考えております。 これを平成30年度におきましてプラスに転じるということでございますけれども、やはりこれから見込まれておりますアリオ、これにつきましては、非正規雇用の方が2,500人から3千人見込まれております。そういった意味では、この30年度における達成というのはおおむね見込まれるんではないかなというふうに認識しております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  人ごとみたいな分析がつらつらとされていましたが、要は、ほかにつぶさに見ていくと、目標に掲げた数値を達成できないであろうというのは幾つもあって、何を申し上げたいかというと、第4次総合計画においては、2年残して前倒しをわざわざされて、先ほど午前中にも市長の答弁あったけれども、時代に即さない、そういうことを多く感じたので前倒しをしたんだということです。この第4次についても8年間の目標年次ですので、8年前には、例えば児童生徒に対するそういう医療費助成が、まさか中学生まで松原市がやっているということは誰も想像していなかったでしょうし、例えばこれほど声高に、待機児童ゼロが日本全国で叫ばれるような時代になるというようなことも誰も想像していなかったと思います。 だから、行政において8年というこのスパンは、イメージを、我々がするよりも結構長いので、こういう総計なんてものは、こういう乱暴な言い方は余りよくないのかもわかりませんけれども、行政が追うべき数字の流行みたいなのがあって、それは、今の変化のスピードは、昔の日本と違ってそのサイクルがすごく短くなってきていると、私はこういう分析をしています。ですから、第5次を策定なさるに当たって、同じように8年という、その年次目標でいいのか悪いのか、その辺も検証の余地、私はあると思いますし、あえて今突出して目標に達しないであろうという数字の披瀝をしましたが、これも、一生懸命目標を達成すべくとりに行ったけれどもとれていない場合と、今のはやりではないので余り追う必要がないと、総計では計画したけれども、はやりじゃないので追う必要がないという判断のもとで意図的に追いかけていない数字と、この辺、二通り三通りが、私はこの第4次総計の中には含まれていると思います。そういう判断をしていますけれども、だからあと2年を残されている。 この2年間で、そういう行政の流行のサイクルが早くなっているということ、あと8年という目標年次がいいのか悪いのか、また、そういう数字だけ追いかけなくてもいいような、そういう普遍的なものをもうちょっと、逆に言えば総計に入れていくほうがいいんじゃないかとか、この辺、ちょっと今の時点で第5次に対する思いを、午前中もお伺いしましたけれども、ちょっとお聞かせ願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  その当時の第3次総合計画、これが12カ年のスパンでありました。この総計をつくるに当たって、そもそも2年もかけてつくって、そこからスタートというものが、決してその時代に合うているのかという疑問がありまして、これは私も議員時代に池内議員ともいろいろ議論させていただいたこともあります。 これを8年スパンで、中間4年で、導入しながらしっかり中間のそういう検証もしていこうということもやってまいりました。この間、毎年ほぼ、松原市の施策、まちづくりにおいては検証をしていっているところもありますので、今、池内議員が言われた、あえて数字にこだわるどうこうというのもありました。もちろん、今、上がっておりませんでしたけれども、自主防災組織なんかの編成率も、これはちょっと期待値みたいなところもありました。そういったところにあえてこだわらないやり方もあるということも、今、提案としていただいた中で、こういった第5次総合計画に反映できるところはしていきたいなというところと、期間についてもこれは検証させていただきたいなともちろん思っております。 その上で、この第5次総合計画で、先ほど、朝一番の質問の中でも答えました。何とか人口を12万キープさせてもらったということは、これは第4次総合計画の示すべき方向性、計画というものが、おおむね我々進むべき方向は間違っていなかったな、それプラス職員がこの計画の中ではうたわれていないようなところも、しっかりある分野においてはそれ以上の効果を上げてきたというところも上がっているのかなと、このように思っています。 そのような点も踏まえて、全てを検証しながら、これ議会ともしっかり議論させていただく中で第5次総合計画はいいものを、いいものといいますか、これからの松原市のあるべき姿をしっかりと示せるような計画にしていきたいと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  先ほどの佐々木理事の答弁のような第三者が批評するような、そういう検証ではなしに、この総合計画をつくることが目的ではなくて、この総合計画をつくったことによって、この総合計画を利用してどういうまちにするんだというその先をみんな見据えた上で検証しないと、このつくることに追われてただはじき出した数字が、僕は感覚的に幾つかこの4次の中には、過去私もこれは責任の一端は策定に当たってありますから、今振り返ってみて、今見てそういう感じがしますので、ぜひあと2年あるからもうちょっと真剣に見詰めた検証をしながら取り組んでいただきたいなと思います。 次の質問に入ります。 2点目の29年度予算編成においてという項目でありますが、澤井市長の8年間を振り返りつつ29年度予算についての議論をしたいと思うんですが、平成20年度決算において義務的経費のちょっと比較をしたいんですけれども、人件費が88億5,000万円、端数端折りますけれども、27年度決算が74億6,000万円、約13億9,000万円弱減をしております。扶助費が20年度の決算が88億9,000万円、27年度決算が142億1,000万円強、この差額が53億2,000万円ほどふえております。公債費は20年度が33億円、27年度が41億5,000万円、これが8億5,000万円ほどふえております。義務的経費の総額を比較してみると、20年度から27年度、人件費が13億円ほど減っているにもかかわらず、47億8,700万円ほど増をしています。 これは、義務的経費なので、ある一定努力はできると私は思っていますが、ある一定仕方がない増加でありますが、この増加以外に歳出の総額を比べてみましたら、20年度が361億8,000万円、一般会計です。27年度が425億5,000万円。これが63億7,000万円ほど増をしています。義務的経費以外に約十五、六億円のこういう政策的な歳出がふえているという、こういう判断が私はできようかと思っています。 この数字を受けて、さっきも自主財源の確保に努めますというようなこともありましたが、天美B地区、これ完成した暁には、平成31年度から約2億円の固定資産税を見積もっておられるようです。これは法人税とか開所をしたことによる雇用の促進とかは度外視をして、単純に固定資産税だけの入が2億円ほど見積もっておられて、じゃそれに対して今まで我が市が投資してきた歳出、これを市債を発行して償還をしていくわけですが、その償還が31年度から年度によってばらつきがあるんですが、32年度からずっと平成48年度までには大体平準化をして7,000万円前後の公債の償還になるというような計画をいただいています。これだけでも単純に比較して、1億二、三千万円の収支相殺をして増が見込めるというような算段をしておられるようです。 ただ、この増は増で、今の時点で単純に見積もれるんですが、それを上回るような、要は少子化ですね、現役世代の減による税収減、冒頭、演壇でも申し上げましたように、地方消費税の交付金の大幅な減、いろんなそのマイナス要素がどれぐらいの下げどまりで大丈夫なのかという、これも予測がしにくいような、今そういう状態だと思います。 私は、その澤井さんがやってこられた8年間のそういう財政的な運営については、ある一定評価をしていますし、どの自治体よりも、市民病院の閉院から始まりましたから、かなり苦しいところからのスタートを切られて今までやってこられたという評価は十分にしています。していますし、例えば保育所なんかについても、今までは公立という、公立保育所を民営化していくというすべが松原市にありましたから、かなりの合理化が図れています。公立については民営化をしていきましたんで、保育定員については平成21年度から29年度で300人の減、公立については。そのかわり私学、私立については21年から29年までには650人の増。これ相殺しまして350人の保育定員の増を図っております。じゃ事業費はどうなってるんだと見ますと、平成21年度から29年度に当たって事業費は7億8,900万円、約7億9,000万円事業費が膨らんでおります。 ここで聞きたいんですが、この事業費の増に伴う歳出に占める財源でありますが、一般財源21年度から29年度でどれぐらいふえたというイメージを市長お持ちか、イメージで結構です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大倉福祉部長。     〔「いやいや、市長に聞かな。君はわかってて当たり前やんか。イメージを聞いてんねん」と呼ぶ者あり〕     〔「議長」と呼ぶ者あり〕     〔「いやいや、イメージを聞いてるから、議長」と呼ぶ者あり〕       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  澤井市長、お答えになりますか。イメージだそうです。     〔「担当からもらった数字やのに担当がわかっていて当たり前やんか。イメージを聞いている」と呼ぶ者あり〕     〔「議長」と呼ぶ者あり〕     〔「いやいや、事務はええねん。イメージで結構です。じゃもう一回いくわ。議長」と呼ぶ者あり〕       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  350人の定員増を図られて、事業費が7億9,000万円ほどふえています。ここで歳出にかかわる一般財源の額がどれぐらいふえたのかというイメージをお持ちですかという問いです。ざっとで結構です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 もうええわ。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  よろしいですか。 池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  いやもう事務の方に数字なんて聞いても仕方がない。これ実は事業費が7億9,000万円も膨らんでいるにもかかわらず、一般財源は9,900万円ほど減ってるんです。だからそれぐらい合理化を図ってきたというのは、この手柄としてお披露目をしたかったんですけれども、このイメージは僕も実際これ数字をいただくまでなかったです。多少なりとも合理化を図ってきて、人件費等々が公立の場合高くつきますから、多少なりとも効果はあらわれているだろうなと思ったけど、まさか減をしているというイメージは僕はこれをいただくまでなかったから、そういう今までの澤井さんのやってこられた足跡というか評価のあらわれとして一つこんな数字もあるけれども、結局その保育所なんかについては、公立が民営化を図るだけ図ってきてしまって、今どういう状態にあるかというと、第4なんかを見てもわかるように公立を新設をしていっているような段階になってきているので、今までのようなこういう歳出の縮減効果というのはもうとれないことになっています。 だから、今までのように需要があることに対して供給をずっとふやし続けて、待機児童ゼロという数字をとってきたわけですが、これからそのことをやり続けると、結局今までのそういう財政負担では済まないようになるという、そういう時代であります。 午前中もホップ・ステップ、1期目がホップ、2期目がステップ、3期目がジャンプ、このことに逆らうつもりはないですけれども、飛ぶのはいいですけれども飛んで着地が尻餅したんではどないもなりませんので、飛んでしっかりと着地をとれるような飛び方をこれからは考えていかなければならない、そういう時代になっていると、こういうことを申し上げざるを得ない。 結局、粗大ごみの質問も午前中ありましたけれども、結局その粗大ごみを通報制にして、じゃそれがどこにつながるんだ、どうやっていくんだという長期的な目標をこれ12月議会でも私やりましたけれども、示した上で、それこそ市民協働を推進していかないと、なかなか今までのような成果がとれない時代だと、こういうことの認識を市長と確認をしたいんですが、結局選択と集中を推し進めるしかない、こういうことでありますけれども、結局その選択の中には、先ほど申し上げたように、行政の流行というのが大きく作用されることでしょうし、澤井さん自身が始められた事業の中にも、この選択の視野の中に澤井さん自身が政策的に始められた事業も入れていかなければならないような時代になっていると思うんですね。だからこの辺を、今までは今までの成果として私はそれは評価をしていますけれども、これからはより一層違った観点、手法を同じ為政者が6月の選挙終えて政権を担うとしても、そういう違ったことが求められるんだというここまでの認識を共有したいんですけれども。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  大変細かい、きめ細やかな分析をしていただいているかなと思いますが、ここで我々、今実際お示しになった細かい一つ一つのデータに関して、私の感じているところとの違いというのはあえて申し上げるつもりはございませんけれども、そういった数字が出ているというのは、そこはしっかり受けとめていきたいなと思っております。 その上で、私就任させていただいてからまず手をつけてきたのが、まず今、池内議員がいろいろと上げていただいたようなところをまずは手をつけてきたように思っております。まずは病院の問題、これを改善、解決させてもらった上で医療を向上させる。さらにはごみの関係でもそういった40年来の課題に決着をつけながら、今後の歳出抑制といったところにもつなげるようなところも出していきました。 今後、どういった自主財源の確保というのは、これいろいろなすべがありますから、そういったところもしっかり職員と研究、検討しながら着実に進めていくことが必要かなと、このように思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  そこで市長が推し進める重要なそういう施策の中に、きのうからも幾度となく登場しておりますセーフコミュニティ、これがあると思います。先ほど言ったような現状ですから、このセーフコミュニティの市民と協働するという、このことはより一層重要にはなってくる。私はこのことは共感をしています。していますけれども、きのうも質問に対する市民協働部の部長の答弁が、セーフコミュニティの市民に対する認知度が思うように進んでいないのではないかという、こういう議員の質問に対して、松原市政世論調査という、これ1000人アンケートというんですか、1000人アンケートの中で、問いとして安全で安心して暮らせるまちの環境を守り育てますについてお尋ねしますと、こういうような聞き方の中に、セーフコミュニティに基づいてけが等に関する予防活動を地域と協働で実施とか防犯対策事業とか、こういうような設問の設定の仕方に対して、普通、やや高い、高いとこの3種類を答えた人をパーセンテージであらわすと、回答を寄せた人の中の70%強が、この3つの中の回答をしたと、こういうことですので、これは別にSCの認知度をあらわす数字では、きのうの質問者もおっしゃっていたと思いますけれども、ではないわけです。 だからといって、そのことをとやかく言うつもりはないんですけれども、結局、認証をとってSCのまちだということで動き始めたので、これはもうふだんに市民に対する認知度を上げていく努力を、仮に認知が進んでいようと進んでいまいと、これはふだんにやり続ける必要がもうあるわけですよ。仮にこの市民に対する周知度が80%であろうとも、これを85%にしていく義務をずっとふだんにやらんといかんわけですよ。だから70%、仮にあなたが答弁したように70%が本当だとしても、だからといってどうなんだという、そういう意識を持たんとだめなわけです。 再認証がそこに控えているというような話もありますけれども、SCの再認証なんて、これは結果であります。だからみんなで市民の皆さん方に働きかけを、要は呼びかけてやった結果として再認証がとれました、そういうものでなければなりません。決して再認証を目的として、その再認証を得るために、再認証を得らんがための数字をみんなでとっていくということになっては本末転倒でありますから、その辺の認識をもうちょっと意識の高いものに、7割おまんねんというようなことを言わんと、結局ずっとふだんにその周知度は上げていく努力をやらんと、結局これ平成25年11月に認証を受けたわけですが、平成25年5月の時点の認証の申請書の中にも、自治会への世帯加入率が徐々に減少し地域のつながりの希薄化も問題となっていますとか、これまで以上に連携した効果的な活動を展開していくことができますというのは、セーフコミュニティによって何が得ることができるんだというと、これまで以上に連携した効果的な活動を展開していくことができる。これは何だというと、町会とかのそういう自治会が連動していくんだという、そういう申請書の中の文章もあるわけですよ、これ以前いただいた中に。 だから、以前どこかの委員会で私は自治会への町会への加入率が低下していることを問題視しました。だからといってこの数字を取り上げてセーフコミュニティが成功していない、失敗のほうに近づいているんだということで申し上げたんではないです。ですけれども、セーフコミュニティというのは、いろいろ披瀝をされています犯罪の件数ですとか、火災の件数ですとか、事故の件数ですとか、こういう件数の数値を下げる、このことだけを、この数値をとりにいくんじゃなくて、本来はこういう最小単位のコミュニティーである--松原市では今現在あるコミュニティーの最小単位は町会でありますから、こういうことの加盟率が下がっていることにもう少し問題意識を持って、だからといってセーフコミュニティが効果を上げていないという、私はこういう数字に使っているんではなくて、そのことを高めていかないと、やっているんです、このことによってこういう数字がとれています、事故は減りました、火事は減りましたっていうことのアナウンスよりも、こっちのほうに力を入れていっていただきたいなと思います。 この町会の加盟率を上げるすべでありますが、こんなことに職員さんが、税金を糧とした給料を得ている職員さんがまちを歩くなんていうナンセンスなことはないわけで、それこそ町会の役員さん方に呼びかけて、地道な作業にはなりますけれども、そういう町会に加盟する横の結びつきを強くする、そのことによって万一の災害が起こったときに減災、または防災に、日ごろの防災につながるんだと、こういうことを地道ではありますが、そこに協力を最大限あおって、加盟促進を今まで以上に、だから加盟率が下がっているということの問題意識をもうちょっと町内で高めて、加盟促進を図っていただきたいなと思うんですけれども、その辺いかがですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大本市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(大本賢二君)  きのうの認知度の話なんですけれども、私が言いましたのは満足度で認知度とは別という意味でちょっと言わせていただいております。70%が当然オーケーだというような意味合いではなくて、当然、今池内議員がおっしゃっているように、認知度にしても、満足度、重要度、そういったものを上げていかないといけないという認識は持っております。 そして、今、SCのセーフコミュニティの取り組みの中で、それを認証を目標にしてはいけないということも、それも当然わかっております。あくまでも最終の目標は安心・安全なまちづくりでありまして、松原市に転入される方がふえる、住む方がふえる、そういったところの目標が最終にありますので、あくまでもセーフコミュニティの活動に取り組むことによって、認証を目指すことによって、その市民との協働の仕組みといいますか、そのつながりが強くなる、目標を明確にすることによって強くなる、そういったところから最終的な目標のところに進んでいく、そういった形で考えております。 町会の加入率のことなんですけれども、これも町会の加入率が下がったからといってセーフコミュニティとつながっているものではない。それは池内議員も今そういうふうにおっしゃっておられますので、それはそういうふうな認識はしております。ただ、セーフコミュニティに取り組むきっかけといたしましては、地域コミュニティーの希薄化であるとか、安心・安全に対する不安度、そういったものが大きくなってきたので取り組んだということはありますので、そこは全く置いておくわけではなくて、町会の加入率につきましては当然それに上げていく努力というのはしていかないととは考えております。その努力もいろいろ市のほうとしても支援できることは支援していこうと思っていますけれども、やっぱり今言いましたように、町会のほうでまずは動いていただく。それに対してどう動いていただいたらいいのかというところの手助けは市のほうでもできるのかなと感じております。 だから、それは町会の加入率は加入率として上げる努力はこれからもしていって、地域コミュニティー活性化というところは必要になってくると思います。それとは別にセーフコミュニティも、当然町会も構成団体の一つでありますので、町会、それと自主防災組織や老人クラブ、また防犯協議会、さまざまな団体が加わっていただいておりますので、そういった中でセーフコミュニティのほうも引き続き協働の仕組みを生かして取り組みは続けていきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  加盟度が下がったことが直ちにセーフコミュニティが失敗になっているということではないと申し上げましたが、セーフコミュニティが市民に本当の意味で浸透すれば、この町会の加盟率というのは必ず上がるんですよ。だから逆は真なりですよ。だからその辺そういう意識を持って取り組んでいただきたいなということでお願いをしておきます。 最後に、激化する自治体間での人口獲得競争についてですが、演壇でも申し上げたような、私自由民主党に籍を置いて、今の地方創生に対して幾度となく批判めいたことを委員会、議場でも申し上げています。地方創生についてはそれが本質です。だからやり続けると、結局ふるさと寄附金の話もありましたが、今までは東京のいろんな各財政豊かなまちはやる必要がなかったからふるさと寄附金についての取り組みはやってきていませんでしたが、各地方のまちが真剣にやりだして、自分ところの税がそっちへ出ることがもう目に見えてきましたので、これを防ごうとすると田舎の地方のまちと同じ取り組みを、東京の中心の財政豊かなまちが、今現在もうやり始めているんですよ。これ用意ドンで財政力の余り豊かでないまちと東京の豊かなまちがこのふるさと納税でも返礼品の競争をやると、こんなもの勝つのはどっちかというのは明らかです。 医療費助成なんかでも、今年度4億円を超えるような予算を編成されています。これは人口獲得合戦を目指したものではないというような以前の答弁もいただいているのである一定理解はしていますし、やるんなら早く始めろという立場をとった人間ですから、このやり始めたことについてとやかく言うわけではありませんが、こんな医療費助成でも大阪の北のほうのまちは、22歳までやるんだというようなばかなことを言い出しているまちもありまして、結局過度な競争が始まってしまっています。誰が勝つのかというと、結局金持ちが勝つんですよ。だから本当に人口減に困っているまちが勝てない戦に名乗りを上げたということに、好む好まざるにかかわらずそういう現状に今我が市も巻き込まれていると、そういうレースにエントリーをしてスタートを切ってしまっているということであります。 このレースはどうやったら終われるのかというと、結局走っている人間が手をつないで用意ドンで一斉にとまるしかないわけであります。特に松原市の場合は大阪市と堺市という、そういう財政的に大きなまちに隣接をしてしまっていますので、スタートした時点から大きな斤量を背負わされている、ハンディキャップを背負わされているという自治体ですので非常に困難なレースでありますから、用意ドンでとまるわけにはいきませんから、結局そういうポピュラーになった--どのまちも始めた人口獲得合戦を目標とするということは公言しないまでも、いろんな自治体が同じように始めたポピュラーなこういう取り組みについては、府に要請するなり国に要請するなりして、そういう国費、府費を宛てがってもらうような要請を市長会通じて今まで以上に強めていかないと、こういう戦いはもう不毛な戦いに終わるんで、ぜひそういうことを市長と共感をして強めていただきたいなと思いますけれども。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  これまでのこの8年間の評価をしていただいたとおり見ていただいたらいいのかなとまず思います。 私はこの、今例えば医療費の話が出ましたが、これは人口獲得策でないということもこの場で答弁をさせていただいた記憶があります。池内議員御存じだと思いますけれども、例えば堺市も財政的にはもちろん政令市、我々に比べようがない豊かでありますけれども、堺市は残念ながら人口減っております。大阪市だけ、あるいは北摂地域の一部地域だけは人口増加しておりますけれども、府全体で見てもこれ実は人口減です。ですから、そういった向いていく方向が今の人口獲得合戦に乗っているかといえば、僕は決して乗っていないと思っています。 そういった中で、冷静にこの12万という人口をキープしながら方向性先ほど申し上げました。第4次総合計画の中でもそういったおおむね我々は松原市のまちづくりの方向性というのは間違っていなかったと、このように確信をいたしておりますし、第5次総合計画にもそういったところをしっかり反映していきたいと思っております。 そういった中で、これからもこの議会でも3つの代表質問がこの前にもありましたけれども、その中でも申し上げましたとおり、松原市は松原市らしさを出してしっかりと今後、新たな財源獲得策も動いています。実はこの地方創生という言葉が叫ばれる前、私が登壇させていただいてから7年、8年がたちますが、この7年、8年前から我々はその人口獲得に向けた地方創生の戦いをやってきたのが現在の結果であるとこのように思っています。 病院問題もしかり、ごみ問題もしかり、そういったところをしっかり今後も忘れず、今後、この29年以降もしっかりまちづくりを担わせていただくような私の覚悟でありますけれども、その後もしっかりやっていきたいなと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  しっかりやってこられたでしょうし、6月に選挙を控えておられるんですから、そこに出馬をされるということですから、しっかりやり続けていただいたらいいんですけれども、市長が演壇で答弁いただいたように、東京に1局集中している人口を他の自治体に分散させるべくというのが地方創生のもともとの本分でありますから、大阪が全体的に減っていることは承知をしておりますし、その中で減ったパイの中で取り合いをさせられている、だからそのさせられているんだという自覚を持ってこのレースの終わり方を他の首長さんたちともいろんな協議を深めていただいて、終わり方をもうちょっと検証しないと、最後にレース終わりまで走り続けているのは東京の自治体ばっかりだったという、こういうレース結果になることは容易に誰でも想像できる今現状だと思いますのでよろしくお願いをしたいと思います。 6月にまた改選があり、どういう様相になるのか知りませんけれども、その選挙を終えられて澤井市長がまた所信を表明され、それに対して、この今お組みになっている平成29年度の通年の本格予算が文字どおり本格予算になった時点で、もう少しつぶさに議論を深めたいなと、こう思いますので、選挙しっかり頑張っていただきたいなと思います。 続いて、教育委員会に対して再質問をさせていただきます。 まず、所信を表明してくださいということでお答えを願いましたけれども、確認をしておきたいんですが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の中で、旧の教育長と新たな新地教行法というんですか--における教育長の違い、この辺を確認したいんですが。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  伊藤教育総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育総務部長(伊藤輝君)  旧の地教行法の時代の教育長でございますけれども、まず教育委員として議会の同意を得て任命をされて、教育委員会の中で教育長を選ぶと。その教育長という仕事は、要は事務方のトップというような形でありました。それとは別に教育委員会には委員長がおられました。 新教育長につきましては、この新たな平成27年4月1日施行の法律に基づいてなった場合においては、その新教育長、教育長ともともとの委員長の役割をあわせて持つというような形になります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  これ違いをペーパーにしてもらっているんやけど、結局今まで互選で選ばれて、教育委員を選んだ中からこの人たちの互選で選ばれて、その互選で選ばれた方を議会が同意をしていたと、こういうことで、新教育長については市長が任命して、その任命について議会が同意をするか否かの判断をすると、こういうこと。 任期については、今まで4年やったけけれども、新教育長新制度においては、普通の平の委員さんは4年やけれども教育長については3年だということ。なぜ3年なのかというと、結局市長が任期4年になるんでこの任期をずらすことによって、市長が必ず任期の間に任命をできるようにすることとともに、権限の違いを要は任期をずらすことによって、市長の思惑を丸々影響受けなくて済むようにするという、この辺の思料が働いているというふうに聞いていますけれども、逆に例えば任期が3年でありますから市長が任命するわけですけれども、例えば市長が気に入らんことを教育長が思いついてそっちへ向いてやろうとしたときに罷免をするときの要件、これはどうなっていますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  伊藤教育総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育総務部長(伊藤輝君)  罷免の場合といいますのが、まず心身の故障というのが1つ、職務上の義務違反というのが2つ、その他不適切な非行、それとあと同一の政党に教育委員含めて教育長が2人重なった場合に、あとで教育委員ないし教育長になった場合には、その方が罷免の対象になってくるというようなちょっと認識でおります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  今申し上げたように、市長と政策的な仮にかけ違いがあっても、そのことは罷免の要件にはならないんですね。だからそういう立場であるということをまず東野教育長自覚をしていただいていますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  私も市長から任命をいただいたわけでございまして、必ず市長と一心同体というわけではございませんが、そういうことで市長とそういう形の政策につきましては、ちゃんと総合教育会議等を通じてそういう調整をきっちりさせていただいているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  一心同体かどうかは別として、要は何が申し上げたいかというと、そういう教育における政策的な決定をするに当たっては、市長がその総合会議には出席をして意見を述べますけれども、ある一定教育長が松原市の教育が進むべき方向性を決めるに当たっては大きな影響力を持っているんだという自覚を持ってほしいということで確認をしています。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  確かに新教育長につきましては、先ほど言いましたように、旧の教育委員長と事務局トップの教育長が本当は一体となったものでございますが、そしたら教育長で何でもできるのかということではございません。あくまでも教育委員会というものがございましてその中で決定をしていくと。教育委員会の中には、私、教育長とその他教育委員というのがおりまして、そこの合議によって決定されるということでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  そんなことはわかって聞いているんですけれども、今までの教育委員会でも合議制、そのことに変わりはないわけで、合議制だからといって、結局誰かが発案とかそういうことをやっていかないと、会議を主催するわけですよ、教育長は。だからそういう逃げを打たないであなたがリードをしていくんだという自覚を持っていただかないと、これから聞くことに対する答弁は市長がされないであなたが多分するんでしょうから、その辺の自覚を確認しているんですけれども。 ○議長(森田夏江君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  当然、教育委員会の行政については私がトップでありますので、私がやはりその辺はリーダーシップをとっていくとことには間違いございません。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  そこで、答弁にありました松原市の教育大綱、これに沿って我々も策定に参画をしました松原市教育振興基本計画に施策の展開を、これを策定してこのことをもとに施策の展開を図っていくという答弁でありますが、つらつら答弁をいただいて細かいことも大きなことも答えていただいたんですけれども、まず、きのうまでのこの質問とそのことに対する答弁で、私気になったことが2点ばかりありますのでその確認をしたいと思います。 まず1点目は、ISS、インターナショナルセーフスクールについてでありますが、これ私に対する答弁の中にも、新たな中学校区で着手することにより心のけが、体のけがを予防し安心・安全な学校づくりを市内に広げてまいりますとありますが、これISSを始めるときに教育委員会と私どもで確認したのは、ISSが三中校区で始めることは、それは新たなランニングコストがかかると、それは構いませんと。けれども、コストがかかる以上その取り組みが有意義なものであるのならば、それはその取り組みとか手法を、要は盗んで、盗んで新たな認証を他の校区ではとらないで、そのことを他の中学校校区でやっていきますという確かな答弁だったんですが、きのうから他校区でも始めるみたいな瀧澤部長の答弁もあったし、きょうの演壇での教育長の答弁もこんなようになっているから、いつから方向転換をしたのか。 すぐ答えられへんやん。どう答えるの。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  これ教育委員会の質問ですけれども、以前たしか同じ会派の委員さんから質問いただいたときに、セーフコミュニティの関係に関連した分野でもあったので私答弁許していただいて答弁した記憶があります。全小学校でこの取り組みをしていきたいというような発言もさせていただいた記憶があります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  私聞いて、これ議事録繰っていただいたら、これ教育委員会の答弁いただいて、要はそういう歳出はできるだけ抑えて、その取り組みは子どもたちにとって有意義なものであるという確認ができた折には、その取り組みを認証をとるという手法ではなくて全中学校区に広げていくんだというこの答弁を高橋教育監も座っていたと思うけれども。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  高橋教育監。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育監(高橋慶匡君)  取り組みを広げるということに関しては、全市に広げていきたいということを答弁したかと思います。認証をとるとらないに関しては、その時点でははっきり明言はしていなかったと思いますが、来年度以降認証をとることも含めてISSが広がっていくことを教育委員会としては考えていきたいということでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  認証をとらないという、私はとらないで済むものならそういう新たな歳出は抑えるべきであるというスタンスで聞いたので、とらないという確かな答弁を私いただいていますから、それぜひ議事録繰ってください。 とるのならとるで、その新たな歳出を払ってでも、そのことによる効果が子どもたちに--費用対効果でその学校現場の問題を論じていいのかどうかという問題はありましょうけれども、結局それぐらいの検証はやっぱりすべきやし、逆にそれが効果があるのなら他の中学校で始めることは、認証をとるとらんは別にして、急がんとあかんし。早く始めないとだめやし、効果があるのなら、部長ね。だからその辺の整合性を自分の中できっちりつけてぜひやっていただきたいなと。きのうちょっと気になったのでその確認をしておきます。 次に、図書館の問題でありますが、きのうの答弁の中にも池の水がきれいになるというような、何かびっくりするような答弁がありましたけれども、何を根拠に言ってるんだと、私が質問者ならどなり上げたところでありますが、要はいつ、あの体育館のところ池を想定しているというのは以前から幾度となく聞いていましたけれども、いつあの池がその建設用地という確定を見たのか、教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  一応1月の教育委員会会議におきまして、あの池のところを今度新図書館用地として決定したいという議案がございまして、そこで議決させていただいたものでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  1月に開かれた教育委員会で決定をして、きょうもう3月7日であります。議会に対してきのうの議場の答弁が初めて私は耳にした状態であります。その辺どうお考えですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  一応、場所をどこで決定するかという形で、これ早く言えば設置条例でも何でもないわけでございますが、実際今回の3月議会に向けまして、そういう建設に向けた事業者選定におけるそういう委員会をつくっていくと、そのための初めのスタートとしてどこでスタートするのかという形の意味で、その位置決めをしたわけでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  事業者選定におけるそれの条例の議案は私たちに上程いただいているからそれはわかりますけれども、結局場所が決まって、その場所がどこかということも議会に説明もなく、事業者選定に対する議案を我々に可否を求めているという、こういう異常な状態です。それどう考えるのか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  私たちが決めたのは、その池という形とその地番地を決めただけでございます。あくまでもその池を利用するという形であって、それもどこまではきっちり決まったものではございません。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  いやいや、謝ったらええねん。そんなくだらんことを言っているのと違って、池で建てるのか、例えば三宅で建てるのか、田井城の池で建てるのか、丹南で建てるのかということも我々にとっては決まってないわけ。うわさでは聞いているよ。オフィシャルで何もここで1月の教育委員会で決まりましたという報告もなしに、今いただいている事業者選定のあの条例の可否を求められていることが、あなたは上程者として異常だと思わないのかと聞いているわけ。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  予算執行権者としてこれ一言答弁させてもらいたいと思います。 これは逆に、私いろんな議場の場でもいろんな機会を通じて議員とのそういった予算に関する意見交換、そういった場においてもこの件は伝えてきたつもりでありますから、ここでそういう意見を言われるというのはちょっと私も納得がいきません。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  いやだから、平場でうわさでは田井城という意見は幾度となくお聞きしていますよ。ただ1月に開かれた教育委員会で決定を見たという報告がないですよと言っているんです。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  確かに決定したことについて、今議員から御指摘のあったように、それは議会に私どものほうからしていないということにつきましては申しわけないことと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  要はそういうことですよ。だから池で建てることに反対だから私こういうことを言っているんじゃなくて、手順というのはやっぱり教育長大事にせんと、議場というのはあくまでそういうオフィシャルでどういうことをしたかということが重要なんで、後日はそれしか残らへんねんから、そういうことやろう。だから、そんなことを抜きに事業者選定のああいう条例の可否を求められているというのは私はちょっと違和感があったから、それを正しておきたかっただけのことであります。 きのうもいろんな図書館について議論あったけれども、結局建てることに私は反対もしませんし、できたら建ててほしい。建てるならば後年長きにわたっていろんなところに誇れるような図書館を建設してほしい。ですから、いろんなことで我々の意見もとろうというスタンスをとってほしいし、逆に今ある図書館をどう利用するかということも全然私の耳には届いてこぬまま新たな別の用地に建てようとなさっているので、その辺の計画性も全然ないし、結局まつばらテラスは建てた。池に建てるとしたならば、それよりも必ず寿命が先に来る体育館が間に挟まれていて、その体育館は結局正式なバスケットコートも引いたら面積が足りないというような体育館でありますし、あの辺をそういう文化施設の集中ゾーンにするという、そのことに私は賛成でありますけれども、もうちょっと長きにわたった、そういうグランドデザインというか、あの辺のそういう長い年月での--文化会館も含めてその奥にはいつ何どきどういうことでトラブルが生じるかわからんというような市民プールもある。だからもうちょっとよく考えて、タイムスケジュールだけを考慮すると池が一番候補地として容易であるということは私は理解できるけれども、本当に池でいいのかどうかというようなことももっとよく考えて、今建てたら60年、70年の建物ですよ。だから我々のひ孫ぐらいでも利用していかなあかん施設になるわけですよ。テラスをあそこに建てた、だからあの辺をどうするんだということでもうちょっと計画的な利用をしないと、間に挟まれている体育館が先に寿命が来るんでね。池に建てるなと言ってるん違うよ、教育長。もうちょっとそういうことをいろんな視野でいろんな意見を聞いて、逆に今ある図書館もどう使うんだということも含めてやってほしいなということなんで、ぜひ再考をお願いします。 続いて、この教育振興基本計画の中で、子どもの数等について書かれている欄がありまして、8ページの子どもの数の推計ですが、学齢人口においては小学校期の人口は平成27年の6,066人から7年後の平成34年には5,266人、800人減少すると。中学校期においては27年の3,749人から7年後は2,894人、これも855人の減少が見込まれるというような計画になっています。 23年の7,066人から小学校では800人減か。800人減るということは、今の小学校の児童数でいくと約2校分、今から7年で小学校の2校分は優に減少するという計画を立てておられます。中学校においても大体これの半分ですから394人減、7年間で中学校ですると少ない学校だと約1校分減るという計画を立てておられますし、この計画の中には児童・生徒の減少傾向が続いている本市の状況に加え、多くの学校施設が築40年を超えることなどから小規模化する学校規模の適正の検討を進めと、こんな文言もありますし、今後の少子化に対応し学校施設のあり方については調査研究しますということですが、最終、松原北小と恵我南、七中校区と四中校区の校区再編をしたときの平成18年の答申、ここには附帯決議というのがついていまして、それから約10年が経過して、その附帯決議をわざわざつけたにもかかわらず手つかず、何もしないという現状が10年間続いていますけれども、その18年の校区審の答申、附帯決議のまず朗読をしてもらえますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  瀧澤学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(瀧澤公子君)  平成18年の附帯決議についてですけれども、附帯意見としまして、いかなる時点においても児童・生徒の十分な教育環境を確保することを前提に、住民の理解と協力を得る努力を最大限図られたい。2つ目としまして、松原北小学校区においては近い将来新たな開発も予定されており、松原市としての必要な対応を行うとともに、教育委員会としても施設設備や校区の検討などを先送りにすることなく検討を始められたい。3つ目としまして、今後も地域的な開発によって一部の学校で同じような事態も起こりかねない。市内全ての小・中学校の実態を踏まえた適正規模と必要な整備や校区のあり方などを検討されたい。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  そういうことなんですよ。常にやっていこうということで校区審もずっと予算も計上して、数年前までは年数回開かれていましたけれども、ここ数年は1回とか開かれなかったりとか、そういう現状が続いていると思うんですね。 だけれども、結局その1学年1クラスの現状が子どもたちにとって悪い影響を与えるんだと、よくない環境なんだということは幾度となく教育委員会もこの議場で、また委員会でもお認めになっていて、結局そのことに対してどういう方向性でいくのかということすらまだ決定を見ていない。校区を再編する、そういう小規模の学校の問題を解消するには、手法は幾つかあって、廃校するのか、統合するのか、校区の線引きをやり直すのか、または新しい学校をつくってそこに集約をするのか、手法は幾つかあるんですけれども、その手法すら決まっていないというんじゃなくて、決めようとする動きすらこの10年間見えていない。だけれども、その悪い環境に子どもたちは放置したままということになっているので、このことは教育長になられる前に東野さんとは幾度となく話をして、個人的には認識の共有はしていたつもりですが、先ほども言ったように任期は3年です。ですから、東野教育長のその3年間に、今まで前教育長が10年間放置してきたこのことを、その3年間のタイムスケジュールにおいてどこまで進める意欲があるのか、また大人の無作為によって子どもたちが悪い環境にあることを放置してきた、このことに対する責任とあわせて、自分の許された任期の中でどこまでやるんだというそのスケジュール感、この辺を就任なさった今、確認をしておきたい。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  確かに申し送り事項にありました校区において単学級ということで、私自体としても余り好ましいということではないということは共通の認識で思っております。当然、その当時もその学校に行かせていただきましてどういう問題があるのかとか、そういう形でお話ししている中で、そういうデメリットというのもやはり先生方もよく御存じでございますので、そのデメリットをできるだけ少なくするという教育はやっぱりそこの学校では特にやっておられるところでございます。 今後どうしていくのかということでございますが、やはりこの間、スクールミーティングもやってきております。これはどちらかというと学校の先生とかそういう……。今後はどちらかというとその地域における、やはり地域協議会を通じまして、その保護者や地域の方々にそういう小規模校にとってはこういうデメリットがあるということの認識をやはり共通認識持っていただきたいというふうに思っております。そういう中で新たな方向も決めていきたい。そして30年度までに、今この教育振興基本計画に書いておりますように、今後の学校の配置というか、小規模校になっている学校にどうしていけばよいのかというような方針についても何とかそれをまとめていきたいというふうに思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(池内秀仁君)  どういうデメリットがあるのかって、今ごろから市民にアナウンスしているようではだめなんです。もう良識ある市民のほうがある一定覚悟をなさっている方も多いですよ。だからこのままで小学校の数が維持できるなんて考えている方のほうが、逆に言ったら少ないぐらいの現状ではないかと私思いますし、いじめ撲滅なんて声高に唱えておられますけれども、小学校入学して6年までずっと同じクラスで、そこでいじめられた子はどうするんだ、本当に撲滅する気なんてあるのかと、私はこのようにも思いますから、今さらそのデメリットがどこにあるんだという研究はしなくて結構ですよ。もうデメリットだということは発表何回もされているんですから、その解消をどうするんだということを3年しかないんやから、既に3カ月過ぎていますよ、教育長。36カ月しかない中で、もう3カ月このことについて手をつけずに過ぎてしまっていますので、ぜひ東野教育長が持たれた3年間に、この校区再編とか統合とか廃校とか、これをマイナスのイメージに捉えることはもうやめましょう。これを子どもたちにとってどうしたらプラスになれるんだという、こういう発想で、それこそ予算執行権者だから教育委員会だけでなく全庁的に取り組んで、環境改善に図っていただきたいなと思います。 以上で終わります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  議事運営上、休憩いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △休憩(午後2時38分) △再開(午後2時58分)        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  休憩前に返り会議を再開いたします。 これより個人質問を行います。 質問の通告がありますので、発言を許します。 野口議員の発言を許します。 野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~            一般質問(個人) 日本共産党 8番 野口真知子議員発言要旨具体的内容備考欄1.子どもの貧困について(1) 現状と実態調査について (2) 市の対策と計画について 2.介護保険新総合事業について  3.マイナンバー制度について         ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君) (登壇) 8番、日本共産党の野口真知子です。ただいま議長のお許しを得ましたので、質問通告に従いまして順次質問をさせていただきます。市長を初め理事者の皆様には誠意ある御答弁をよろしくお願いいたします。 1番目に、子どもの貧困について質問をさせていただきます。 3年ごとに発表される日本の子どもの貧困率は、過去最悪の16.3%、子どもの6人に1人といわれています。また、ひとり親世帯では54.6%となっており、2人に1人という深刻な状況となっています。貧困率が急増する背景には、政府が進めてきた雇用、福祉、社会保障の切り捨てによる格差拡大があることが大きな要因となっています。 そんな中、国会で2014年8月に子どもの貧困対策に関する大綱が閣議決定されました。大綱には、地方自治体でも子どもの貧困対策についての検討の場を設けるように、また、子どもの貧困対策についての計画を策定するようにとあり、現在全ての都道府県で計画の策定などが進んでいます。 子どもの貧困対策法は、子ども等に対する教育の支援、生活の支援、就労の支援、経済的支援などの施策を、子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのない社会を実現することを推進されなければならない、また、国、地方公共団体の関係機関の密接な連携のもとに総合的な取り組みとして行うことを理念としてうたっており、国の責務は貧困対策を総合的に策定、実施すること、地方公共団体は、国と協力しつつ、当該地域の状況に応じた施策を策定し、実施する責務を有するとなっています。 本市も昨年8月末から9月にかけ、大阪府と連携し、市内に在住される小学校5年生、中学校2年生とその保護者に子どもの生活に関する実態調査を実施されました。実施に至った経過と概要、またその対策と計画をお聞かせください。 2番目に、介護保険新総合事業について質問いたします。 介護保険は目まぐるしい改悪が続いています。介護報酬の引き下げ、特養老人ホームの入所を要介護3以上に限定、介護の利用料を一定所得で2割負担にし、補足給付の要件を厳しくするなど、利用者にとっては保険料を納めていながらサービスを受けられない、詐欺だという怒りが巻き起こり、事業者の経営も深刻となっています。 そして、介護保険制度の変更で4月から新総合事業がスタートします。総合事業とは、地域包括ケアの一環として介護保険制度における要支援1、2の方のヘルパーとデイサービスを保険給付から外し、自治体独自のサービスに移行するというものです。本市でも総合事業の具体案が出されていると思いますが、現在の進捗状況をお示しください。 3番目に、マイナンバー制度について質問いたします。 日本に住民票を持つ全員に12桁の番号を割り振り、国が税や社会保障を管理するマイナンバー制度で、住民にマイナンバーカードの交付が始まってから1年余りが経過いたしました。 マイナンバー制度は、2015年10月に施行され、住民に番号通知カードが全国で約5,900万世帯に発送され、2016年1月から本格運用が始まり、税の手続の際などに使えるようにしたほか、取得を希望する人に顔写真つきのマイナンバーカードが発行されました。しかし、住民登録した住所に不在などの理由で番号が通知されていない世帯が100万件以上残されたままとなっています。カードの希望者も政府は2016年末までに3,000万枚の発行を見込みましたが、カードを取得した人は3分の1にも届かず、国内人口の8%程度と低迷しています。 本市においてのマイナンバーの現在の交付状況はどのようになっているのかお聞かせください。 以上で、壇上での質問を終わります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの野口議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、子どもの貧困についての質問でございます。 子どもの貧困につきましては、小学5年生、中学2年生のいずれかの子どもがいる家庭を対象に、子どもの貧困をめぐる実態調査を昨年の9月に実施し、回収率は45.25%となっており、調査の単純集計をホームページに掲載いたしました。 保護者の生活困窮が子どもの進学に影響を及ぼす貧困の連鎖に陥らないようにすることを狙いとして、平成27年4月より生活保護世帯の中学生を中心に無料で勉強を教える子どもの学習支援事業を実施しております。 また、地域福祉計画の中間見直しを審議しており、民間との協働により、地域交流の拠点となる子ども食堂を開催しております。 今後におきましても、庁内関係部署とも情報共有を行い、全ての子どもたちが生まれ育った環境に左右されることなく、夢と希望を持って成長していける社会の実現を目指してまいります。 次に2点目、介護保険新総合事業についての質問でございます。 介護予防・日常生活支援総合事業につきましては、要支援者が現在利用されている訪問介護や通所介護サービスに加え、多様なサービスの提供を図るため、基準緩和型サービスの報酬単価を市独自に改定し、事業者への説明会を開催するとともに、適正なケアプランの作成に向けてケアマネジャーを対象とした研修を重ね、平成29年2月には、多くの事業者により理解を深めて参入していただけるよう、総合事業に関して大阪府国民健康保険団体連合会と共催で事業費関係や指定申請についての説明会を開催し、ホームページ等での情報提供を行ってまいりました。 さらに、平成29年4月から円滑な実施ができるよう、利用者などには地域包括支援センターや介護保険事業所等を通じて制度について説明を実施しており、市民の皆様や老人クラブ等の関係団体に対してもさらなる周知を図ってまいります。 次に3点目、マイナンバー制度についての質問でございますが、マイナンバーカード交付事務については、法定受託事務であり、法令等に基づき適切に対応しております。 なお、マイナンバーカードは身分証明書としての機能を兼ね備え、さらに、国において平成29年7月よりマイナポータルや地方公共団体などの情報連携の開始を予定しており、さまざまなマイナンバーカードの利便性の向上が図られております。 また、セキュリティー面についても安全管理措置が求められており、セキュリティー強化に取り組んでおります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  御答弁、ありがとうございました。 それでは、再質問をさせていただきます。 まず、子どもの貧困対策なんですけれども、松原市の子どもの生活に関する実態調査が昨年行われましたけれども、この実態調査をどう把握していくのか、中身について詳しくお聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大倉福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(大倉修一君)  昨年9月に実施した実態調査のアンケート内容なんですけれども、子どもの生活に関する、生活面、学習面、経済面、そして健康面、親子関係、親以外との大人とのかかわり、子どもの将来希望と、大きく7つの項目から調査をしました。 子どもたちが積極的に自分の生き方を選択しているのか、将来自立できるような生活を送っているのか、まずはことしの1月下旬にそのような視点で単純集計を行いました。 今回の調査で得た結果につきましては、庁内関係課で協議を進めて、なおかつ松原市地域福祉計画検討委員会の委員の意見を踏まえ、分析してまいります。 分析に当たっては、クロス集計を行いながら結果をまとめてまいる予定です。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  クロス集計を行いながらということで、まだきちっとした集計はできていないということをお聞きしたんですけれども、今後のスケジュールですけれども、どんなふうになっているのでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大倉福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(大倉修一君)  地域福祉計画の委員会が今月あと1回開催があります。その後はトップに立っていただいているのが大阪市立大学の教授でありまして、その教授にかなり子どもの貧困問題について意識を高めていただいておりますので、その教授が中心となってクロス集計を行っていく予定で、何とか年度末には結果を出したいなとは考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  この地域福祉計画策定委員さんなんですけれども、何名ぐらいおられるのでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大倉福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(大倉修一君)  人数に関しましては10人前後であります。NPO法人の民間の方たちとか、地域福祉にかかわっている方々を中心に構成しております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  そしたら、その方々で4回、今度5回目なんですね。それがもう終わっているんですか。来週ですか。じゃ、よろしくお願いします。 そしたら、子どもの実態調査についてもう一度お伺いいたしますけれども、調査対象や調査方法などですけれども、具体的にちょっとお答え願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大倉福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(大倉修一君)  住民基本台帳より抽出しまして、小学5年生と中学2年生の私立の学校に行っている子どもさんも含めて、それと、その保護者を対象に、小学校5年生で960世帯、中学2年生で1,186世帯、合計2,146世帯に郵送して、回答を971世帯から得ました。 回収率の内訳は、小学校5年生の子どもさんから50%、その保護者から49.9%、中学2年生の子どもさんから41.4%、その保護者から41.57%ありまして、保護者のみ、子どものみの回答もありましたので、小・中学生の回収率と保護者の回収率に差が生じております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  このアンケートを見せていただきまして、家族の状況についてというところがあるんですけれども、その中で世帯の収入状況についてということで、2番目にそういう欄があるんですけれども、全体で大体45.25%の回収率があったということでお聞きしているんですけれども、全体で50%近くの回収率で、このアンケートで本当に子どもの貧困状態が把握できるのかどうかということで、ちょっと疑問に思うんです。 なぜかと言いますと、世帯収入の状況ですけれども、一番多いのが年収が500万円から600万円未満の世帯、これが16.5%。それから、400万円から500万円未満が16%、それから、600万円から750万円未満が13.2%ということで、本当に所得の高い方が多くおられるんですけれども、その半面に200万円未満の方が11.6%と低い状況となっているんです。 しかし、総務省が2015年に行った大阪府の所得ランキングでは、本市は43市町村のうち34位となっていました。今回、5年生と2年生の生徒さんと保護者の方ということになっていますけれども、所得の低い方とか、やっぱりひとり親家庭のおうちの方など、生活に困窮されておられる方が本当にアンケートに答えられたのかということについては疑問に思うんです。その点についてはどうでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大倉福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(大倉修一君)  今、世間で言われている、子どもの貧困の「貧困」という概念に関しましては、絶対的貧困ではなく相対的貧困ですので、絶対的貧困でしたら、あす食べることも心配な御家庭なんですが、相対的貧困というのは、手取り収入の平均値から、そこからまた2分の1の額の方たちのことを相対的貧困と言いますので、そのあたりで議員のイメージが変わってくるものだと思います。 松原市の単純集計では、1,000万円以上の方と200万円未満の方との大差がなかったので、経済的な格差というのはないまちだというふう単純集計では答えが出ています。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  でも、本当に松原市の子どもの貧困状態を調べるのでしたら、このような中身の分ではまだまだ私は不十分だと思うんです。ですので、やはりもっといろんな研究をしていただきたいなということをお願いいたしたいと思います。 それから、実態調査ですけれども、実態調査をされて、この中身でどう受けとめられたのか、そしてまた、今後これをどのように生かしていこうと思っておられるのかお聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大倉福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(大倉修一君)  まず、調査で目についたのが、学校の授業以外の勉強時間、「全くしない」と回答した小・中学生が5.1%でした。大阪府でも同じ内容で調査をしているんですけれども、大阪府では6.2%とほとんど差はありませんが、若干下回っておりましたので、生活困窮支援制度の学習支援事業をさらに充実させて、子どもが勉強できる環境を整えていきたいなと考えています。 2つ目に、「放課後を1人で過ごす」と回答した小・中学生が19.2%、大阪府の調査では16.8%と、これもほとんど差はないんですけれども若干上回っておりますので、なおかつ子どもが「誰にも相談できない、したくない」と回答した小・中学生が13.1%、大阪府も全く同じ数字で13.1%でした。これに関しては、子どもの誰もが地域で交流できる居場所を提供して、安心・安全に過ごせる環境が重要と考えて、今NPOが行っている子ども食堂の食事や遊びを通して、気軽なコミュニケーションや相談できる地域の交流拠点となるよう、今後も活用していきたいなと考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  気軽なコミュニケーションの場として子ども食堂のことが出てきましたけれども、今、市内で子ども食堂など、子どもの居場所、コミュニケーションづくりをされておられる場所というんですか、それは松原市内でどのぐらいあるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大倉福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(大倉修一君)  本格的にやっているのは、NPOのやんちゃまファミリーですけれども、今現在プレでやっているのが立部の府営住宅で、社会福祉協議会が地域福祉委員さんの協力を得てプレで行っております。あと、個人的に行っている方もいますが、法人ではその2つです。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  やんちゃまは以前からちょっとお聞きしていたんですけれども、立部の府営住宅を借りて、その一室でやっておられるということで、それは今、プレの状態で、本格的にはいつからとなるんですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大倉福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(大倉修一君)  このままプレがうまくいけば、もう来月から本格的にいく予定ですけれども、それはあくまでもちょっと予定なので。お願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  それは中身的には、ちょっと具体的にどういうふうな運営をされるか、お聞かせ願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大倉福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(大倉修一君)  子ども食堂で一番懸念されるのが、あそこに集まる子どもは貧困なんやでという、先ほども野口議員に言いましたように、貧困という概念がやっぱり誤解されるところが大変多いので、偏見が集まる場所にはなってはいけないということで、社会福祉協議会がやり始めようとしている子ども食堂は、高齢者から子どもまでが集まる、どちらかというと地域食堂と名前をつけて運営していきたいというふうな考えを持っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  本当にそういうふうな、やんちゃまさんがやっていはるようなところとは、ちょっと違った方向かなというふうに考えますので、ぜひその方向も進めていっていただきたいと思います。 続きまして、この実態調査をもとに、本市における子どもの貧困対策の方向性ですけれども、お聞かせ願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  大倉福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(大倉修一君)  方向性は、もちろん国でも言われておりますように、貧困の連鎖を断ち切ると、子どもたちが家庭の経済状況にかかわらず自分の力で将来を切り開いていって、生きる力を育む施策や支援を行うことが今後も重要であると考えています。 具体的には、学習支援事業など、既存の施策や制度に効果的に取り組むことができるよう、庁内関係課と情報共有して検証を行っていく予定です。 平成27年4月から国のほうで生活困窮者自立支援制度を始められて、厚生労働省は学習支援事業を貧困対策の柱の一つとして位置づけています。それを自治体に実施を促しているんですけれども、何せ任意事業でありますので、自治体の判断で実施するかしないか決められます。今現在、実施予定なしという自治体が43.5%もあります。その中で、松原市は制度が始まった平成27年4月から既に実施しておりまして、今後、効果的な学習支援事業を検討するためにも、先ほどのクロス集計を行いながら、事業の質の向上に努めていきたいと考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  予定していない自治体が43.5%もある中で、松原市は実施されているということは、私は本当にうれしいことと思うんです。特にこの間の質問の中にもたくさんありましたけれども、学習支援事業も先進的に取り組んでいただいていることは、本当にうれしいことなんですけれども、先ほども申しましたように、今回とられたアンケートの中では、十分な実態調査で、子どもの貧困がわかる状況ではないということを思います。 子どもの貧困対策に関する大綱では、学校を子どもの貧困対策のプラットホームということを言われています。そこを拠点と位置づけて、保育所や幼稚園を含めて、小学校や中学校は、貧困にかかわらず子どもの状況の変化をいち早く発見できる場所だと考えます。教育委員会とも連携協力し、切れ目のない支援につなげるよう、また庁内各関係部署でも連携協力しながら、子どもの貧困対策にこれからも取り組んでいただくことをお願いいたしまして、次の質問に入ります。 続きまして、介護保険の新総合事業についてお尋ねいたします。 いよいよことしの4月から新総合事業が本市でも行われることになりました。この総合事業に関しましては、この間、何回も議会で私も質問をさせていただきまして、これまで質問させていただきましたことに対しましても、重複する点はあるかと思いますけれども、よろしくお願いいたします。 ことしの4月から始まる新総合事業ですけれども、現在、要支援対象の1、2の対象者及び家族さんへの情報提供ですけれども、どのように行っておられるのか、理解しやすい説明書はあるのか、お聞かせ願います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  新総合事業の家族への周知ということでございますが、ことしの2月から更新申請の方につきまして、1枚物の流れのチラシを同封させていただいております。窓口におきましては、概要的なパンフレットを作成しておりまして、4月以降の内容説明といたしましては、より充実したものを今現在パンフレットとして作成中でございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  この総合事業の流れがわかるパンフレットを送付しているとおっしゃっておられましたけれども、私も見せていただきました。あれを1枚もらっても、利用者さん、家族さんがどこまで理解できるのかなというように私は感じるんです。ですので、8ページ物のパンフレットもつくっていただいているとおっしゃっていますけれども、本当にもうちょっとわかりやすいパンフレットをつくっていただければなと思います。 それから、事業者さんにですけれども、これまでどのような説明会を行ってきたのか、また、一般市民向けの説明会を、いつごろ、どこで開催する予定で、どういったものを考えておられるのかお尋ねしたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  事業者向けの説明ということでございますが、昨年の9月に参入していただくために事業者さんを募りまして、まずそこから説明会を始めました。10月に元希者の集いがありましたので、そこに来ていただいている方々に対して先ほど説明したパンフレットを渡させていただいております。 ことしに入りまして、1月にケアプランの作成について、介護予防の居宅支援事業所に説明させていただきまして、2月には先ほどの市長答弁もございましたが、事業者向けに報酬単価等についてどうやっていくか、請求についてということの説明会を開催しております。 3月23日なんですけれども、3月号の広報にも載せさせていただいたんですけれども、まつばらテラスで一般向けの説明会を実施するつもりでございます。4月以降についても随時市民の方々には説明をしていくつもりでございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  そしたら、今お聞きしますと、2月にはもう事業者向けの説明会は一応終わっているということで理解してよろしいんですか。これは大体、どのぐらいの事業所に説明会をされましたか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  1月の居宅のケアプランの事業所の来ていただいた人数ですけれども、150名来ていただいております。2月の請求の仕方について来ていただいた方は、132名参加させていただいています。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  これでほとんど事業所さんは納得されたんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  いろいろな質問等はあると思うんですけれども、今後、始まったらいろいろな問題も出てくると思うんです。それで、事業自体が始まっていないんで、手探り状態だと思っております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  そしたら、始まって徐々に、始まるずつにいろいろ疑問が出てきたら、それに対して対応していくということですね。 そしたら、4月から始まる総合事業ですけれども、4月以降の要支援1、2に限定が予想されるという利用者数の見込みの把握はありますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  4月以降の更新認定者の要支援1、2につきましては、大体200名前後と確認しております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  これは更新者の方ですか。更新をされる方のみですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  新規の方はどれぐらい来るかわかりませんので、あくまでも更新の方でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  そしたら、この200人の方が、更新によって今まで受けていたサービスを総合事業に振り分けられて、基準緩和型のサービスになって、今まで受けていたサービスがやっぱり受けられなくなる可能性もあるということですよね。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  この200名のうちで訪問介護と通所介護を受けられている方が大体約60名ぐらいおられますので、その方々が基準緩和型に移行する可能性はあるというのは事実でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  わかりました。 続いて、4月以降の総合事業の利用の流れなんですけれども、どのようになりますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  利用の流れですが、まず本人さん、被保険者が市とか包括支援センターに来られまして、そのときにその方の希望される内容とか、そういうことを十分聞かせていただきまして、それについてまず市のほうで説明させていただきます。それで、訪問看護とか、住宅改修とか、福祉用具等を使われる希望がありましたら要介護申請になります。 それ以外で、今言っている基準型、従来型、そういう訪問型と通所型のみでいいという場合でありましたら、申請を省きまして、チェックリスト等でサービスにつないでいくということになると思います。ただ、その方々も、それを使っていても状態が変われば申請ができるということでございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  わかりました。 平成29年度4月以降の要支援1、2に認定された利用者の方は、介護保険事業による現行サービスを受けられるのかどうか、また今の財源の介護保険制度はそのままなのか、それはどうなんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  更新までの間は現行サービスを使えます。財源構成は、保険給付から地域支援事業に移行するだけなので、財源的な構成については変わりません。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  そしたら大体現行のままということで、ほとんどそれで認識してよろしいでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  ただ、地域支援事業費につきましては、一定の費用を超えると、市のほうで独自に費用を持ち出すという形になりますので、それについては今までどおり幾らでも使っていいというわけじゃございませんので。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  続きまして、これから介護保険制度の新総合事業で、介護人材の研修があると思うんですけれども、今までヘルパー資格を持っていた方に訪問やらデイサービスのほうで対応していただいていたと思うんですけれども、今度はボランティアさんの方とか、そういう方が一定の研修を受けて、その方が対応されるということでお聞きしているんですけれども、その人材研修で松原市は研修時間はどのぐらいを見込んでおられるんですか。それと、その中身、どういう研修をされるのか、お聞かせ願いたいんですが。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  生活支援サービスの従事者の養成の研修会ということでございますが、今回の基準緩和型は、調理とか買い物の生活支援に必要な研修内容ということでございますので、その内容についてこちらのほうで検討した結果、1日に6時間30分の研修ということで決めました。 その内容につきましては、職務の理解とか、高齢者の理解とか、認知症の理解、生活支援援助等についてのカリキュラムでございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  普通、2級ヘルパーさんでしたら、研修が130時間という時間がかかるんです。ちょっとほかの市も調べましたら、大体研修が十二、三時間ということを多くの市町村が言われていました。松原市は6時間30分という、そういう短い研修で、本当に介護を必要とされている、生活支援ですけれども、やはりそれも介護には変わりないと思うんです。ですので、それで本当に、よその市から比べて半分の研修時間で今おっしゃった6つの中身をちゃんと研修できるんでしょうか。ちょっと不安なんですけれども。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  今おっしゃるように、他市のほうは2日間の研修とかいうことでございますが、そこら辺につきましては、こちらのほうも必要なものをできるだけ、例えば雇用する方ができるだけ早く資格を取っていただいてやっていくと、そのためにやるのが大体6時間30分とやりました。 ただ、これでもし何か問題が出てきた場合は、フォローアップの研修等も考えていくつもりなので、ただこれで固定するという意味じゃございません。また一定、議員の質問とは関係ないかもしれませんが、市のほうで今、こちらのほうでやってもいいよという事業所さんに確認しますと、できるだけ自分らの有資格者でもやっていくということもございますので、全部が全部とは限りませんので、そこら辺はまたこちらのほうも柔軟に対応していこうと思っております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  それで、4月から始まりますけれども、この研修はいつごろ予定されているんですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  4月すぐにはなかなか認定というか、緩和型というサービスが出てこないと思いますので、5月から研修を始める予定にしております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  4月から始まる事業で、本当に5月というのはいかがなものかなと思うんですけれども、そういう予定を組んでおられると、日程的な予定のことで都合もあると思うんですけれども、本当にもっと早く研修をされて始めなければならなかった事業ではないかなと思うんですけれども、いろいろ多々都合があったんだろうと思うんですけれども、本当に生活支援、例えばお買い物する、調理をする、お掃除をする、そこら辺の程度の研修だと思うんですけれども、やはりその中には要支援の方といってもいろいろおられると思うんです。きょうは元気やっても、あしたはもう本当に手が動かなくなっている方もおられる。 そこはやっぱりきっちりしたヘルパーさんが、130時間の研修を受けて実施的なこともやって、そういう研修を受けられた方が状態を把握できて、いろんなことを予防できるという、そういうこともこれまでたくさん聞いておりますので、本当に松原市が行う、これは総合事業でやるというからには、もう仕方がないことかもわかりませんけれども、6時間半の研修というのは、本当に私は少ないように思いますので、そこら辺をもう少しちょっと検討していただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  研修時間もそうなんですけれども、この緩和型のサービスに移行しましても、やはりケアマネジャーさんがいますし、ケアプランということがあります。あくまでも要支援1、2で、今、議員がおっしゃっていますような身体的なもの、それと従来型のサービスが必要な方については、やはり必要に応じてサービスの提供という形になっていきますので、あくまでも緩和型のサービスというのは、本当に元気で、買い物と調理というのは余り私らもそこまで、本当に必要な人はもう絶対プランというか、認定を受けていただきますので、それほど心配する必要がないかなと思っております。 ただ、見方によってはそういう場合も出てくるかもしれませんが、それはこちらも全く制度としては自立支援を目的としてやっていきますので、十分にそこら辺はこれからも見ながらやっていきますので、そこら辺はよろしくお願いいたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  今までの総合的なことをお伺いさせていただいて、本当にこの4月からの総合事業ですけれども、直ちに4月からすぐに入るということはないと思うんですけれども、導入に当たってはいろんな混乱がして、本当に難しいのではないかなと思うんですけれども、その点はどうでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  何度も同じような答弁になるかもしれませんが、十分にその人の状況を、お話を聞きまして、こちらからチェックリストというか、認定を受けずにこのサービスを使ってくださいということは申しませんし、やはりその後ろにはケアマネジャーさんがいて、相談をして、その人に即したサービスにつなげていくということになりますので、決して4月に間に合わない、反対にその方々がすぐには出てこないと私らは思っております。従来型のサービスを移行しながら緩和型につないでいきますので、決して5月から始まるのが遅いと思っていませんし、職員もみんなそこら辺は柔軟に対応できるように考えておりますので、そういう意味で理解していただきたいと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  そしたら、現状で基準緩和型サービスに参入の見込みのある事業者ですけれども、今どのぐらいありますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  2月末で締め切りしまして、訪問介護が9事業所で、通所介護が7事業所ございました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  この事業所なんですけれども、ヘルパーサービスが9事業所と、それからデイサービスが7事業所ということを聞いておりますけれども、これで一応対応できる体制はとれるのでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  どれぐらい出てくるかまだわかりません。先ほども言いましたように、研修が遅いんじゃないかということなんですけれども、参入していただける事業所さんに確認しましたら、現資格を持っているヘルパーさんでやっていく事業所も多々ありましたので、それについてはやっていけるとは考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  今お伺いいたしまして、総合的に考えましたら、本当にこの総合事業というのは、まだこれからかかるところですけれども大変な状況になっています。松原市は4月からですけれども、先駆けて去年の10月ぐらいからやっておられる市町村もありますので、その市町村にも聞きましたところ、まだ半年ぐらいたってもなかなか本当に進んでいない状況を聞いています。ですから、これから新たにする事業としては大変な事業と思うんです。 でも、利用者さんとか抱える御家庭の方なんかは、本当に不安の声がたくさんあるんです。新総合事業になってどうなるんやろう、介護を受けられへんの違うかなとか、そういうこともたくさん聞いていますし、新総合事業自身をどんな事業なのか本当にわかっていない方がまだまだたくさんおられます。介護保険サービスが受けられなくなるのではないか、そんなことも多々聞きますので、本当にこれからしっかりと受けられる方に周知もしていただきたいと思いますし、その事業によってサービスの縮小とか質の低下とか、それから専門でない方がサービスをするということで不安が募っていると思うんですけれども、そこら辺を受けられる方に周知徹底していただいて、事業を進めていただきたいことをお願いいたしまして、次の質問に入りたいと思います。 続きまして、マイナンバーカードについてお伺いいたします。 マイナンバーカードが始まりまして1年以上が経過をいたしました。現在の松原市の交付状況はどのようになっていますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  後藤田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(後藤田浩君)  平成29年1月末現在で8,848件の交付がございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  そしたら、松原市の人口が約12万人ですよね。そこで交付件数が8,848、そしたら本当に少ない数と思うんですけれども、大体7%ぐらいですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  後藤田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(後藤田浩君)  人口に対します交付率といたしましては7.29%となっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  先ほどもちょっと壇上で申しましたけれども、全国的にも8%ぐらいということで、本当に少ない状況になって、松原市もよく似た状況になっていると思うんですけれども、この状況をどんなふうに考えておられますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  後藤田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(後藤田浩君)  このマイナンバーカード制度は国のほうの事務ではございますので、市としましては粛々と事務のほうをしているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  平成27年度に通知カードが全市民に向けて郵送で発送されましたけれども、先ほども言いましたけれども、さまざまな理由で通知カードが郵便で届かなかったとか、本人に渡っていない方がおられたと思うんですけれども、通知カードが届いていない世帯というのはどのぐらいありますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  後藤田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(後藤田浩君)  同じく29年1月末現在ですけれども、通知カードの返戻ということになります。件数といたしましては1,654世帯となっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  松原市の全世帯はどのぐらいですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  後藤田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(後藤田浩君)  世帯といたしましては5万5,457世帯ということになります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  そしたら、この1,654世帯ですけれども、届いていない世帯ですけれども、この世帯に対してはどんなふうに対応されているんですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  後藤田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(後藤田浩君)  受け取っていない世帯の方への対応ということだと思いますけれども、通知カードの受け取り案内通知というものを郵送でお送りしております。また、その他といたしましては、広報紙などによって受け取っていただくように促しているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  これは発送されてからもう1年以上たっていますよね。それで案内通知を出しても出しても、もう全然、何ていうのか、とりに来ないという、そういう方が1,654世帯あるということで、この1年間でそういう方がまだそれだけいらっしゃるということですね。もうそれはそのままで置いているということですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  後藤田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(後藤田浩君)  さまざまな事情でとりに来られておられないということも考えられると思います。そういうことで、国のほうでは3カ月程度保管するということを義務づけられているわけなんですけれども、市町村の判断によりましてそれを延長することができるというふうになってもおります。そういうこともございまして、またとりに来られたときに交付ができないということがないように、現在そのままずっと保管しているような状況でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  そしたら、このマイナンバーカードを取得したことで市民の方は本当に便利になったんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  後藤田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(後藤田浩君)  市役所または今、税金の申告時期ですが、税務署とかで、マイナンバーカードが1枚ありますと、通常カードと本人確認、2つ必要になるんですけれども、マイナンバーカードがあれば1枚で済ますことができるというような利便性があるかなと思います。また、カードの中には税の申告とかに必要な電子証明書も格納されておりますので、そのような電子申告のときに利用できるかなというふうにも思っております。 あと、今後国のほうでもさまざまな利便性の向上を考えておられますので、今後はその利便性も高まるんではないかなというふうにも思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  そしたら、マイナンバーカードの発行で、行政の中で業務の合理化は図られているんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  後藤田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(後藤田浩君)  なかなか業務の効率化、マイナンバーカードによりまして利便性のほうは向上するということも考えられるんですけれども、現時点では効率化が図られたというような部分があるかなということは、なかなか難しいことではあるかなと思います。 ただ、今後国のほうでさまざまなマイナンバーカードの利用の拡大を考えておられますので、それによっては事務のほうも効率化されるようなことも出てくるというふうにも考えられるかなと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  市民がマイナンバーカードの申請書類に記載する際に、番号確認が必要となりますけれども、通知カードやマイナンバーカードを例えば紛失した場合、そんなときはどうなるんですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  後藤田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(後藤田浩君)  紛失されましたら、一つには再発行の手続をしていただくことになるかなと思います。また、お急ぎの場合には、マイナンバー入りの住民票を請求していただきましたら、そこに番号が載っておりますので、それで対応していただけるかなというようにも思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  そしたら、再発行するには500円かかりますよね。時間もかかる。それで急ぎの場合は住民票にマイナンバーを書いたのをとるということで、そういうことで市民に対してはそうしてくださいということで言ってはるんですよね。わかりました。 先ほどお聞きしましたけれども、カードの交付割合が7.29%と本当に低い状況なんですけれども、今後マイナンバーカードの利用拡大を検討されていますか。例えば、やっておられるところもありますけれども、コンビニで交付をするとか、そういうことは計画されておられますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  後藤田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(後藤田浩君)  コンビニ交付ということになるんですけれども、これは前からいろいろ議論もあるところですけれども、今後も費用対効果も考えまして、他市の動向なども見ながら研究していきたいというふうに思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  費用対効果もあると思うんですけれども、やっぱりリスクの大きさとか、そういうふうな点ではどうなんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  後藤田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(後藤田浩君)  そこのところは現在実施されているところもございますので、セキュリティーのほうは万全かなというふうに思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  実施されているところの、やっぱりそういう番号の漏えいとか、そういう実態は把握されておられますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  西野市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(西野太一君)  セキュリティー面におきましては、市長の答弁にもございましたように安全管理措置が国から求められておりますし、うちのほうからもそういう求められたセキュリティー面についてはお出しして、十分に図っていると思っておりますのでよろしくお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  本当にこのマイナンバーカードに関しましては、やっぱりいろんな漏えい問題が多々ありました。ですので、もしコンビニ交付をこれから検討されるんでしたら、そこら辺のリスクを十分考えていただかないとだめではないのではないかと思いますし、そういうことはやっぱり私たちはもうやめていただきたいと思います。 それから、マイナンバーカードを活用した制度などの充実を今後市で検討されますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(森田夏江君)  太田公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(太田敏君)  マイナンバーを活用した事務、これの拡充という御質問かと思います。これにつきましては今、市のほうでもマイナンバーを使った事務をやっておりますが、それを新たにといいますか、拡充という観点では、今のところはその考えはございません。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  続きまして、2017年度の特別徴収税額の通知、これは毎年5月ぐらいに事業者さんに発送されると思うんですけれども、納税義務者の個人番号を記載して送付する予定となっているのでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  吉井総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(吉井和彦君)  特別徴収税額の通知書ということでございます。これは地方税法施行規則で様式を定めておりますし、これに従って総務省のほうから個人番号の記載をということで通知も来ておりますので、予定では個人番号12桁をつけた発送を考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  本当にこれを事業所さんに送った場合に、開けて誰が見るかわからないんですよね。それはそこの責任者が見るかもわかりませんけれども、開けたときに番号がみんなに知られてしまうという、そういう漏えい問題もかなり危惧されなければならないと思うんです。 やっぱり私たちは本当に今、書かなくてもいいですよということを、義務づけられていますけれども、別に書かなくても書類は通りますよということを言われていますので、番号に対してはぜひ隠すような状況、そういうことをとっておられる市もおられますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  吉井総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(吉井和彦君)  あけられたらということでございますが、これは事業所さんのほうにしっかりと管理してもらうということで、それが漏れた場合というのは、当然事業者さんのほうが罰せられるということになります。我々が送らせていただくのは、番号通知は書かせていただきますけれども、特定郵便でしっかりと記録された形の中で送付させていただく予定をしておりますので、その辺はよろしくお願いいたします。 ○議長(森田夏江君)  野口議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(野口真知子君)  特定郵便と思いますけれども、本当にリスクが高いと思うんです。ですので、そこら辺を十分に注意していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 終わります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  以上をもちまして一般質問を終結いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  この際、予算特別委員会設置の件を議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま一括上程しております案件中、議案第5号以下議案第18号までの14件につきましては、委員9名をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 御異議なしと認めます。よって、議案第5号以下議案第18号までの14件につきましては、委員9名をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  選第1号 予算特別委員選任の件を議題といたします。 予算特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、河本議員、篠本議員、松井議員、野口議員、池内議員、中尾議員、福嶋議員、山本真吾議員、若林議員の9名を選任したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました9名を選任することに決しました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  次に、議案第19号以下議案第37号までの19件につきましては、議案付託表のとおり各委員会に付託いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~          平成29年松原市議会第1回定例会議案付託表議案番号件名付託委員会議案第19号松原市個人情報保護条例等の一部を改正する条例制定について総務建設議案第20号執行機関の附属機関設置条例の一部を改正する条例制定について福祉文教 総務建設議案第21号松原市の議会議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例制定について福祉文教議案第22号松原市の長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例制定について福祉文教議案第23号松原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について福祉文教議案第24号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について福祉文教議案第25号松原市市税条例等の一部を改正する条例制定について総務建設議案第26号松原市いじめ問題対策連絡協議会等条例制定について福祉文教議案第27号ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について総務建設議案第28号子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について総務建設議案第29号松原市介護保険条例の一部を改正する条例制定について総務建設議案第30号松原市指定地域密着型サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について総務建設議案第31号松原市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について総務建設議案第32号松原市農業委員会委員定数条例制定について総務建設議案第33号松原市特別業務地区建築条例の一部を改正する条例制定について総務建設議案第34号松原市児童遊園条例の一部を改正する条例制定について総務建設議案第35号松原市水道事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定について総務建設議案第36号財産処分について(寺池)総務建設議案第37号市道路線の認定及び廃止について総務建設       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森田夏江君)  以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 4日目の会議は、27日午後1時開会といたします。 本日はこれにて散会といたします。 御苦労さまでございました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △散会 午後3時58分       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                                 以上                      松原市議会議長  森田夏江                      松原市議会議員  篠本雄嗣                      松原市議会議員  松井育人...